伊東良徳の超乱読読書日記

雑食・雑読宣言:専門書からHな小説まで、手当たり次第。目標は年間300冊。2022年に続き2023年も目標達成!

不要なクスリ 無用な手術

2017-04-14 20:22:02 | 実用書・ビジネス書
 元開業医で病院を倒産させた後、医療コンサルタント、医療ジャーナリストとなり、自身も冠動脈バイパス手術を受け、糖尿病で降圧剤を飲み続けているという著者が、高血圧で降圧剤を常用している人のほとんどが無駄な医療費を払っている、がんの多くは手術や抗がん剤でむしろ死期を早めている、現在日本で行われている医療は医療費という点から見ると8割は無駄ではないかと思えるなどと論じた本。
 この本のテーマに関する点では、医者・病院がいかにして稼ぐかを論じている点、日本ではCT、MRIが諸外国に比べ異様に多数購入され(保有台数世界1位だとか)その減価償却のため被ばくのリスクも無視してやたらとCT、MRIによる検査がなされる(71~73ページ)、人工透析は高い診療報酬でリピーターになるので病院にとっては「定期預金」で、しなくてもいい人工透析をさせられている患者が増えている(108~111ページ)などが興味深いところです。
 2016年1月に国立がん研究センターが初めて公表したがん患者の10年生存率を見ると、すべてのがんの全臨床期で見ると58.2%、大腸がん、乳がん、胃がんは10年生存率が比較的高く、手術、抗がん剤治療が必要かはよく検討すべき(189~198ページ)というのも、考えさせられます。
 本来のテーマとは、違うところかと思いますが、厚労省・安倍政権の進める医療費の患者自己負担の引き上げ、それも含めた高年齢者の医療費負担の増加の説明にけっこうページが割かれています。あまり知らなかったのですが、ひどい話で、老後の不安が強まり、暗い気持ちになります。


富家孝 講談社現代新書 2016年10月18日発行
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脳外科医マーシュの告白

2017-04-13 20:19:23 | ノンフィクション
 イギリスを代表する脳神経外科医の著者が、脳神経外科医となった経緯、若い頃の手術と反省、失敗した手術の記憶、患者との事前面会・説明の重苦しさと手術中の興奮・喜び、脳神経外科医の苦渋とやりがい、イギリスの医療制度への苦言等を語った本。
 手術中のわずかなミス(血管や神経の損傷等)、頭蓋を開いて見ないとわからない腫瘍の血管等への癒着の程度等の予測を誤ったために生じる手術をするという判断のミス、さらには運・不運が、患者の命を奪うこととなり、また患者が生き永らえても深刻な障害(意識を失う、言葉を失う等)を負うことになる、脳神経外科医という仕事の過酷さと、それと裏腹の仕事の尊さ、やりがい、達成感を生き生きと/生々しく描いています。著者が脳神経外科医になりたいという希望と決意を語るのを聞いたベテランの脳神経外科医が2人とも最初に聞いたことが「奥さんはこのことをどう考えているか」だったというくだり(107~108ページ)も、脳神経外科医の日々の過酷さを象徴しています。
 人生の重大事を扱いその仕事の結果で他人の人生を大きく左右することになり、どんなに腕が良くて精いっぱいやっても救えない事例があり、また明らかに能力の差があって下手な者の仕事を見ていられぬ思いをし、といって人間だから腕が良くてもしくじることが皆無とは言えず、うまくいったケースでは他人を幸せにできた喜びを感じ、うまくいかなかったケースに自責の念を持ち説明に苦しい思いをする…のは、弁護士の仕事にも通じます。読んでいて開頭手術や各種の脳・神経系の病気の情報・ディテールに新鮮な驚きを覚えるとともに、著者の心情面には、共通する思いを持つところが多くありました。


原題:DO NO HARM : STORIES OF LIFE , DEATH AND BRAIN SURGERY
ヘンリー・マーシュ 訳:栗木さつき
NHK出版 2016年6月25日発行 (原書は2014年)
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今日のハチミツ、あしたの私

2017-04-08 23:34:02 | 小説
 売上の悪いカフェにテコ入れに行って回る塚原碧29歳が、相性の悪い店長との確執があり仕事に行き詰まりを感じているとき、職場に1年も勤められずに職を転々とする同棲相手安西渉29歳が父の会社を継いだ兄の下で働くと言い出して故郷に帰るのを機にプロポーズされて、仕事をやめてついていくが、安西の父から怒鳴りつけられてダメ出しされ結婚も拒否されて、近くでアパートを借り、いじめられていた中学生時代に通りがかりの女性からハチミツを渡されて励まされた思い出に惹かれて養蜂を習い始め…という青春小説。
 金持ちの安西の父が離婚し再婚相手とも別居しつつ若い女を転々とした挙句お手付きの息子の同級生を息子に押し付けようとするとか、その息子は根気も覇気もないダメダメ男で、大地主令嬢の羽島麻子は浮気をして離婚し娘に嫌われと、わがままな金持ちたちが描かれるのと対照的に、養蜂一筋に取り組む不器用な黒江、黒江に養蜂を習いながら自活の道を探る碧、スナックをカフェに改装するあざみらの庶民層の逞しさ・粘り強さが書き込まれていることに好感を持ちました。
 世の中は、わがままで嫌な金持ちたちが我が物顔して不条理ではあるけれども、懸命に生きてればいいことあるさと、背中を押してくれるようなほのぼのとした爽やかさを感じさせてくれる作品です。


寺地はるな 角川春樹事務所 2017年3月18日発行
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名医が教える 足のお悩み完全解決バイブル

2017-04-07 01:38:18 | 自然科学・工学系
 足部疾患の診断治療を専門とする整形外科医の著者が、痛む場所別の各種の疾患の説明と治療法、足のケア・マッサージ・ストレッチなどの足のためによい日頃の生活習慣などを書いた本。
 痛む部位別の疾患の一覧(24~30ページ)を見て、足の疾患(けがを含む)にもいろいろなものがあるなぁとまず感心します。もっともこの一覧のうち3分の1強は解説がないのが、かえって気になってしまいましたが。
 「足の捻挫は、整形外科の外傷のうちでもっとも頻度が高く、日本では1日に1万2千人が捻挫をしているといわれています。」(94ページ)って、すごい。学生の頃はたびたび捻挫しましたけど、それほどとは…
 靴の減り方と疾患の関係で、「内側が減るのは、扁平足変形の場合に起こります。」(129ページ)って…私は革靴を履くとかかとの内側が極端に減るのですが…扁平足って言われたことないし、土踏まずはきちんとあると思うのですが。「かかとの外側だけが大きく減るのは、中年以降の男性に圧倒的に多く認められます。これは足のつま先を外に向けて歩く『外輪(そとわ)』歩行、すなわち足を広げて威張ったような姿勢で歩くため靴の外側が減るのです。」(128ページ)に当たるよりいいようには思うのですけど…


高倉義典 誠文堂新光社 2016年9月16日発行
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イエスの幼子時代

2017-04-06 01:18:38 | 小説
 難民キャンプからスペイン語圏の架空の町「ノビージャ」にたどり着いた初老の男シモンが、船中で知り合った母親探し中の5歳の少年ダビードとともに住処と仕事の割り当てを得て、ダビードが知り合った近隣の少年フィデルの母親エレナに言い寄って肉体関係を結び、近隣で見かけた独身女性イネスにダビードを押し付けながら、イネスがダビードを気に入って独占すると疎外感を感じて不平を言い募って干渉し、イネスが無頼漢のセニュール・ダガに惹かれると嫉妬してあいつとは付き合うなと説教するという中で、ダビードは読み書きも算数もできるのにできないふりをしたり奔放/気まぐれにふるまって周囲の大人から睨まれて…という展開の小説。
 この作品は、「イエスの幼子時代」というタイトル(原題もそう)からして、ダビードの成長過程がテーマのはずですが、シモンの視点で描かれているため、ダビードの内心は不確かで、ダビードは天真爛漫/天衣無縫というか気まぐれで奔放にふるまい、シモンやイネスに対しても嫌いと言ってみたリ好きと言ってみたり一貫性を感じにくく、「成長」したのかどうかもわかりにくくなっています。そして語り手ともいうべきシモンが、前半では、周囲の人々がみな鷹揚に親切にふるまう中ただ一人不平不満ばかり言い募り気難しく自尊心ばかり強い嫌な奴で、身勝手な要求・ふるまいを続けているくせに、ダビードの奔放なふるまいには突如秩序を重んじるように言い募りそれも権威主義的に上から目線で言うことを聞かせようとし、しかも他人(教師、カウンセラー、役人)がダビードとシモンに法と秩序を守るように求めるや今度はそれが気に入らないと文句を言いだすという、他人に厳しく自分には甘い、他人の権威主義には反発しながら自分は弱いものに対しては権威主義的という、どうにも共感しがたい人物なので、読んでいて、私は不快感がずっと付きまといました。人間って、こういうわがままでしかも自分がわがままとは気が付かない愚かな存在ですね、というのがテーマと読めばいいのかもしれませんが。
 この作品自体では完結せずに、続編の「イエスの学校時代」が刊行予定ということですが、「訳者あとがき」がいう「こんなに続編を読みたいと思った小説はない」(374ページ)という心境には、私は程遠いです。


原題:The Childhood of Jesus
J・M・クッツェー 訳:鴻巣友季子
早川書房 2016年6月25日発行 (原書は2013年)
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徹底解剖 自衛隊のヒト・カネ・組織

2017-04-05 23:33:05 | ノンフィクション
 自衛隊の募集、入隊、昇格、定年、再就職、給与、手当、組織等についてQ&A形式で説明した本。
 募集では、「国防の意義を訴えて、自衛隊への応募を勧めるのではなく、4年勤めれば退職金200万円をもらえる、大型自動車やクレーン車などの免許がとれる、働きながら大学にも進学できる、給料がもらえて衣食住がタダだから借金も返せる、といったことが 売りになる」(17ページ)、現実の人員では曹(旧軍の下士官)クラスは充足率が高い(97.8%)が士(旧軍の「兵」)クラスの充足率が低く(80.0%)、定年まで勤める曹が非常に多く平均年齢が高くなっていて2014年の全体での平均年齢は36.0歳、曹の平均年齢は38.3歳だとか(12~13ページ)。
 冷戦終結とソ連の崩壊でソ連の北海道侵攻という有事シナリオに現実性がなくなり、自衛隊の生き残りのために新たに見いだされたのが島嶼防衛という任務で2004年12月に策定された「防衛計画の大綱」で防衛力の役割の1つと明記された。「島嶼防衛は中国の軍事戦略を分析したうえで導き出された構想ではなく、陸上自衛隊が生き残り戦略として勝手に想定しているに過ぎない。本土侵攻の可能性は低いのに、なぜ敵は島嶼部に侵攻してくるのか、逆に、なぜ敵の侵攻は島嶼部だけにとどまるのか。こうした疑問に陸上自衛隊は答えていない。」(88~89ページ)。なるほど。そういう事情で、近年やたらと領土問題として無人島の防衛が強調されるわけですね。
 日本有事の際には、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊は一体的に作戦を展開しなければならないが、実際には独自に発展してきたというかむしろ海上自衛隊は米軍の第7艦隊と一体化されていて、例えば、沿岸防衛に当たる陸上自衛隊の地対艦ミサイル部隊と洋上監視に当たる海上自衛隊のP-3C哨戒機は今でも通信を直接行うことができない(108~109ページ)って…


福好昌治 コモンズ 2017年2月10日発行
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硝子の太陽R-ルージュ

2017-04-04 22:51:14 | 小説
 姫川玲子シリーズの長編第5作。
 長編第4作「ブルーマーダー」の後、警視庁本庁の捜査1課に復帰し、元姫川班のメンバー菊田とともに主任(警部補)として殺人犯捜査第11係に所属する姫川が、家族3人がいずれも股間に銃弾を数発撃ちこまれその銃創から手を突っ込まれて内蔵を破壊された無残な死体で発見された祖師谷一家殺人事件の捜査を担当するお話です。
 以前から続く人間関係は、そのまま維持されて展開していますが、この作品では、姫川玲子の特徴的な部分(人柄、特異な直感とか、引きずっている過去)はあまり発揮されておらず、独断専行するところはあるもののふつうの刑事っぽい印象です。
 「硝子の太陽N-ノワール」と2冊セットで、姫川玲子シリーズと「ジウ」シリーズというべきか「歌舞伎町セブンシリーズ」というべきかあるいは「東弘樹シリーズ」というべきかよくわからなくなっていますが、その2つのシリーズの「コラボ」として売られ、この作品自体のラストは、いかにもまだ続編を書くぞという意思表示で終わっています。作品自体の中身でよりもシリーズを続けることでファンを維持しようという売り方が強まり、いやらしさが感じられます。
 この作品でも、「武士道ジェネレーション」に続き、「自虐史観」批判が登場し(206~207ページ)、「GHQによって作られた憲法」をいまだに一字一句変えないとは驚きだなどと述べ(205ページ)、沖縄の反米軍基地闘争を左翼がでっち上げたデマに煽動されたものという設定をし(172~175ページ)、作者は右翼の伝道師のような姿勢を取り続けています。この作品では、米軍兵士に「自虐史観」批判をさせた挙句に、日本人は実に勤勉で自ら規律と秩序を守る、尊敬に値する、自衛隊は世界最高水準、「本気で戦争になったら一番怖い民族」などと言わせ(80~81ページ)、アメリカ人にとって日本人は尊敬に値するし、むしろアメリカ人は日本人を怖がっていると印象付けています。日本人が自尊心/誇りを持つために過去の過ちを直視することを避けようとする姿勢はそれ自体誤りだと思いますが、そこは置いても、日本人の誇りは自らの努力と実績に基づいて実感すべきことで、外国人/アメリカ人に日本人をほめさせて(小説なのですから、架空の、幻想/妄想によって)自己満足するというのは、むしろあまりにも卑屈でいじましいと思います。


誉田哲也 光文社 2016年5月15日発行
 
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プラージュ

2017-04-03 21:38:08 | 小説
 覚せい剤使用で有罪判決を受け執行猶予中の元旅行代理店営業担当者が事件を機に失職して収入を失い火事で焼け出されたために、前科者にも貸してくれるシェアハウス「プラージュ」に移り住み、部屋にはドアもそしてもちろん鍵もないその奇妙なシェアハウスの1階でカフェを営むオーナーの朝田潤子やそれぞれに訳ありの住人たちと過ごす日々を描いた小説。
 多くの作品で、残忍でグロテスクな犯罪を描きおよそ共感する余地のない身勝手な犯罪者への憎しみを煽りその犯罪者が逮捕されたり殺されるカタルシスを読ませている作者には珍しく、前科者に徹底的に冷酷な日本社会の問題をテーマとし、罪を償った者に対しては受け入れる姿勢を示すべきだと論じ、前科者の事情や成長、個性と長所を描き出しています。率直に言って、この人にもこういういいお話が書けるんだと驚きました。
 作品のテーマとなっている社会派的なメッセージを度外視しても、失業した元旅行代理店営業担当者貴生の青春恋愛小説としても、「記者」の成長物語としても、ふつうに楽しめる作品です。
 出版時期は2015年9月15日で、作者が「自虐史観」批判を展開する右翼の伝道師へと踏み出した「武士道ジェネレーション」(2015年7月30日発行)よりも後ではありますが、この作品は雑誌「パピルス」2014年6月号(2014年4月28日発売)~2015年2月号(2014年12月28日発売)に連載されたために執筆が「武士道ジェネレーション」(初出が「別冊文藝春秋」2015年6月号:2015年5月8日発売+書き下ろし)以前なのでしょう。この作者の右翼的プロパガンダのない、残念ながら「最後の」作品ということになりそうです。


誉田哲也 幻冬舎 2015年9月15日発行
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歌舞伎町ダムド

2017-04-02 18:44:54 | 小説
 「歌舞伎町セブン」の続編。「歌舞伎町セブン」で新たな構成で復活した歌舞伎町セブンが殺害する予定だった相手が、何者かに先に殺され、ジウの後継者を気取る「歌舞伎町ダムド」と呼ばれる殺し屋の存在が浮かび上がり、他方、ミサキは「新世界秩序」のミヤジの後継者を名乗る謎の人物に息子を人質に取られ身動きできない状態にあり、その状態で何者かが東弘樹警部補の殺害を多方面に依頼し、「歌舞伎町ダムド」が動き、さらにはミサキもミヤジから東殺害を命じられるが、歌舞伎町セブンは東の保護を決意し…というアクション小説。
 「歌舞伎町セブン」で関係者を歌舞伎町の暴力団と商店・風俗店経営者、警察官等にほぼ限定した結果、話自体も悪役もしょぼくなったことへの反省か、ここでまた「ジウⅢ」の枠組みに戻って、風呂敷を広げています。そのため「ジウⅢ」同様の非現実感・荒唐無稽さが強くなりながら、この作品のタイトルにまでなっている殺し屋の「歌舞伎町ダムド」が読んでいてまったく共感できないとことんまで自己中で残忍でしかも小者感全開のキャラである上終盤もあっけなく、作品としてのまとまり、収めどころが悪く、フラストレーションがたまります。
 権力に根を張る「新世界秩序」などという存在を遺し敵役として展開してしまってどう収めたらよいのか、作者にもわからなくなっているのかなという気がします。さらに続編の「硝子の太陽N-ノワール」(2016年5月)でも話を収められずに、「武士道ジェネレーション」(2015年7月)以降、右翼の伝道師へと踏み切ったきらいがある作者は沖縄の米軍基地反対闘争は本土の左翼犯罪者の陰謀というストーリーを描き、さらにはその背景には外国人がいると示唆しています。その先、まだこれから書かれるであろう続編までついていくのはかなりつらいなぁと思います。


誉田哲也 2017年2月25日発行(単行本は2014年9月)
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