「お金が欲しい」などと無遠慮に書いたものですから、皆さんの心を煩わせてしましました。
神戸の修行仲間から多額の送金がありました。「恩返しです」と言っておられましたが、SVAにはもっと多額なご寄付をいただいたばかりで、恐縮するばかりです。阪神の震災の際、お子さんお二人を亡くされた方です。
痛みを感じた人でないと、なかなか人の痛みは分からないものですね。
山形県は、本当に災害の少ない土地です。多少雪は降りますが、新潟ほどでもありません。
だからでしょうか、隣の県の大災害にも反応が鈍いと感じます。また、受け入れの態度も冷たいと感じます。
自分たちの境遇が幸せだと思うなら、その幸せの一部を分けるようなつもりで支援できないものでしょうか。幸せは、分けて減るようなものではなく、かえって分け合えば増えるものなのですが、そのことも、痛みを経験しないと気づかないものなのでしょう。残念ですが仕方ありません。いや、痛みを経験した者だけが知る特権だとすればそれでいいのかも知れません。
ありがとうございます。もう充分です。
気仙沼市の遠藤さんの情報が入りました。
今は特に必要なものはないとのこと。遠慮しているのか本心なのか分かりません。東北人は我慢強いですから。
ただ、腹が立つのは、と遠藤さん。
チャラチャラきれいな服を着た女性が見物よろしく見回っているのは気に障る。視察って、上から恵んでくれるつもりか、被災地は見せ物じゃない!
ゴミを捨てていくのがいる。がれきが多量のゴミのように積まれてはいるが、そこはゴミ捨て場じゃない!
あなたの友人が、親戚がそこに住んでいたらと考えたら、自ずと態度は決まってくると思うのですが。