なあむ

やどかり和尚の考えたこと

大震災33 湯澤屋チーム

2011年04月28日 09時06分43秒 | 東日本大震災

今日28日は、最上町赤倉温泉湯澤屋チームが焚き出しに行ってくれます。

昨日、その会場になる大谷公民館に最終確認に行ってきました。

魚を持ってきますよ、と伝えると係の職員の顔が変わり笑みがこぼれました。

本当に、みんな魚を食べたいのだと確認しました。

器の件で「ちょっと待ってください」と言って席を立って帰って来られたとき、「あの、数は80でお願いできないでしょうか」と、突然予定より10増えていました。

ここの避難者は70人のはず、おそらくは、魚と聞いて、職員も食べたいということで10増えたのではないかと想像しました。

湯澤屋さんにお願いすると、笑いながら「分かりました」とのこと、無理を聞いてもらって安堵しました。

今日のメニューは、「お魚定食」。

焼き魚と、筑前煮、ワラビの煮物、芋サラダ、漬け物、ナメコ汁。

「旅館だからこういうのは得意なんだよね」と女将。

被災の人が言っていました「普通の夕食が食べたいんだよね」。

まさに、理想の夕食が届けられそうです。涙を流して喜んでくれるのではないでしょうか。