なあむ

やどかり和尚の考えたこと

大震災22 進んでいます

2011年04月09日 19時41分06秒 | 東日本大震災

昨日8日、日帰りで気仙沼に行ってきました。

避難所からアパートに移り住むことになった家内の友人宅へ、布団などとりあえずの身の回りの品を届けてきました。

市街地は、車や瓦礫の片付けが進んで、泥かきが今一番の復旧作業のようでした。商店も開店準備を急ピッチで進めていて、チラホラ開き始めた店もありました。

一つの店が開き始めれば、それに勇気づけられて次々と元気が広がっていくと思われます。その力強さと不屈の精神に敬意を表したい気持ちでした。日本人はすごい!えらい!

遺体搬送は今日が初日でした。

新庄市と鮭川村の若い和尚さんが昨日の夜から大槌町まで迎えに行ってくれて、今日新庄火葬場で3体の火葬を済ませ、赤倉温泉に1泊していただいています。ご遺骨は、今晩一晩松林寺でお預かりしました。

葬祭のヌマザワさんが全面協力を申し出てくれて、トラックでの搬送を担当してくれました。

今回のご遺体は、74歳のおばあちゃんと28歳のお若い母さん、それに4歳の娘さんのご家族3人で、ご遺族8名が同行されました。小学4年生と3年生のおねえちゃんも一緒です。

温泉で、長い道中と震災後1ヶ月の疲れを少しでも癒していただければと思います。

「まけない!タオル」も進んでいます。今日やなせななさんから、ご親戚のタオル業者さんの生地見本と見積りが送られてきました。これならとりあえず1万本何とかなりそうです。

完成が楽しみです。