Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

公開講座

2012年09月02日 17時28分22秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日が確か十五夜であった。昨日はその月を見るゆとりはなかったが、一昨日18時半ころに付近の家の屋根の上に白い大きな月を見て、「そういえば秋の月の季節だ」とあらためて感じた。
 夏よりも冬に高い満月(厳密に満月と十五夜の月とは違うのだが)、冬は小さく、夏は低すぎて鑑賞しにくいので、秋の月が鑑賞の対象になったとは随分昔に教わったような気がする。低い月のほうが鑑賞にはいいような気がするが、奈良や京都のような盆地では山にさえぎられてあまりよく見ることができなかったのだろうか。いや中国や朝鮮半島ではいつが月の鑑賞に適したきせつなのだろうか、私にはわからないが‥。
 その月の光が、雲の白さも空の背景の色も、日の入後の様子には見えないほど明るかった。しばらく立ち止まって月を見上げていた。
 そんな心のゆとりがあるのはとてもうれしい。

 昨日はフィリピンの地震にともなう津波注意報が出て、びっくりしたが、何事もなく解除となり一段落。
 そして昨日と本日は局地的な豪雨、特に本日の夜はすさまじい雷がいろどりを添えた雨となった。久しぶりの雷光と雷鳴の競演に、ちょっと息をひそめた。関東地方の水不足の恐れがこれで解消されたとは思わないが、雨の後の気温降下はうれしいものである。

 怪我をした右の上腕部のかさぶたがきれいに取れたのだが、そこがとても痒い。今はまだ傷跡だけが線状に周囲より白いのだが、そこから少しずつ皮膚が剥けてそれが広がっているのだ。

 さて、本日は近くの神奈川大学の公開講座のいくつかと、NHK文化センターの講座を、それぞれ2012年度の下期の分をインターネットで申し込んだ。上期はどこの講座にも申し込んでいなかったが、後期から通うことに決めた。

神奈川大学KUポートスクエア申し込んだ講座
・連続講演会 日本文化を流れるもの(枡野浩一ほか)
・神奈川の自由民権運動(安在邦夫)
・ヨーロッパの芸術を旅する(伊坂青司)
・芭蕉『去来抄』<修行教>を読む その1(復本一郎)
・俳句実践講座・古典に親しみつつ俳句を楽しむ(復本一郎)
 とりあえず5つを同時に申し込んだ。1日からの申込み開始で、先着順である。受付は終わったものの、はたして全部受講可能となるかはまだ不明。5講座分の受講料は合計56500円。

NHK文化センター
・日本式の世界と古代史を考える~壬申の乱を中心に~(鈴木靖民)
 講師の鈴木靖民氏は横浜市歴史博物館館長とのこと。10回の講義で受講料は27300円。これは申込と同時にクレジットカード払い済みなので、受講決定のはず。

 受講料で判断する限り、神奈川大学の講座の受講料が大変安価であることがわかる。まだ講座自体を聴講したことはないが、講座の内容も充実しているようだ。
 神奈川大学の講座案内を見て、もっと申し込みたかったが、時間と金銭の関係からは残念ながらそう一度に受講はできない。また来年の機会に、と断念したものがいくつもある。