Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

台風17号

2012年09月30日 18時29分56秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 横浜では現在、大雨・洪水・波浪・暴風警報と雷注意報が発令されているが、それほどの雨・風ではない。16時になると共に雨が降り始め、風がしだいに強くなってきたが、18時の時点では、雨は小降りだ。確かに、団地の南側の欅の枝は大きく揺れ始め、葉擦れの音が聞こえるようになってはきた。その変化が、台風への不安を少しずつ掻き立てるかのようだ。

 中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は35m/sと衰えてはいるがどうなるのであろう。1日3時には岩手県に達するとのことなので、日付が変わる頃にはとうげを越えていそうだ。

 この台風、沿岸部には高潮などでかなりの被害を出しそうだ。内陸部ではどうなのだろう。我が家では18時半頃から急に風が強くなり、風の音が室内にも響いている。雨はそれほどでもない。

 20時過ぎから風がさらにひどくなってきた。風の音が甲高くなってヒューという音が混じるようになってきた。木の葉が随分と道路上に散って路面に張り付いている。雨は今のところ降っていない。
 意外と雲は厚くない。時々途切れた雲の間から中秋の名月が顔を出すが、あっという間に再び雲に隠れる。出たり隠れたり、なかなか忙しい。これはこれで月の鑑賞の仕方かもしれない。
 雲の動きを見ると南風だが、南側の号棟にさえぎられてまだ私の部屋のベランダにはそれほどの風は吹き込んで
こない。

 21時近くになり我が家の南側のベランダにも強く風が吹き込むようになり、風の音も「ゴーッ」という音が続くようになって来た。そしてガラス窓が大きな音をたてている。明日ベランダはなかり葉が溜まっているだろう。窓も汚れていると思う。掃除にエネルギーを費やしそうだ。ただし大雨・洪水警報は注意報にかわり、今出ている警報は暴風・波浪警報となった。
 雨はこのままあまり降らずに過ぎれば良いが、風の被害はありそうだ。湘南新宿ライン・東海道線・横須賀線・京浜東北線・東急東横線・京浜急行線が運休となり、東京と横浜をつなぐ路線はなくなった。小田急線が動いている様子だが町田まできても横浜線が運休となっている模様なので、運休の代替にはなりにくい。平日ならば大混乱となり、帰宅難民が大量にでたのではないか。

 23時過ぎてベランダから空をのぞいたら、雲はほんの少し。満月・中秋の名月が美しい。嵐の最中の月もなかなかのものである。雨は降っていないが風が引き続き激しい。風のうなり声が止まらない。

 0時半過ぎまで寝てしまってあわてて風呂へ。風の音は相変わらず激しいがそれでも心なしか弱まったようでもある。梢の大きく揺れる音を聞きながら、風のうなり声を聞きながらの入浴、なかなかいいものである。不思議と心が落ち着く。
 風呂からあがりベランダから外をうかがうと、湿度が下がったようだ。そして風の向きは西南からに変わっていた。雲はほとんど無く、風の向こうに、風を超越したように月が照っている。あるいは風をなだめていると形容してもおかしくない。やはり主役は俺だと言わんばかりの澄まし顔にも見える。
 横浜の内陸部では今回の台風は風台風、雨の被害は最小限ですんだのではないだろうか。

 再びまぶたが重くなってきた。台風の実況中継はこれで終了。

待宵の月

2012年09月30日 14時05分52秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 昨日家に帰って来るときは雲が空を覆っていて月は雲の向こうにうっすらとだけその所在を示していた。21時過ぎに銭湯に行こうと再度空を見上げたら、雲が大きく割れていて待宵の月・小望月が澄んだ光を静かに放っていた。
  待宵の姿見のある廊下かな(山本洋子)
 本日は台風で中秋の名月は見ることはできないので、銭湯までの15分を時々空を見上げながら歩いた。銭湯からの帰りは日付の変わる時刻近かったがやはり静かな柔らかい光をほてった体を冷ますように浴びながら歩いてきた。



 さて、やはり昨日家についてみたら、私宛の手紙が二通。内一通が申し込んでいた「川村清雄」展レセプションの招待状。経歴だけならちょっと遠慮したかもしれないが、江戸東京博物館のホームページの掲載の絵を見る限り、構図などにちょっとドッキリするような幻想的な趣があり、そそられた。実際に見てみようという意欲が湧いてきた。
 これで10月はいろいろと出かけることが多くなりそう。

 本日は、台風が来る前にと午前中はウォーキングに出かけた。いつもの約10キロメートルのコースをいつものように歩いた。ただ数日前から腰の痛みが感じられなくなっていたので、痛み止めは服用せずに出かけた。そしてためしに400メートルほど軽くゆっくり歩くような速度で走ってみた。出だしから痛くない。
 それで10キロのうち約400メートルを5回ほど、約2キロメートルほどをゆっくりと走ってみた。なかなか調子がいい。腰の痛みを感じないし、違和感もほとんどない。
 随分と回復したような感じだ。しかし調子にのりすぎては元の木阿弥と思う。当面はまだ走るのは自重しよう。本日痛みが出ないようならば400メートルを5回ほどに分けて走ってみようと思う。少しでも痛みが出たら中止にするつもりで。
 来週台風17号が去ったら、西穂高岳-焼山あたりに行ってみたいと思っている。妻と一緒に行くし、腰のこともあるので、ロープーウェイを利用し、無理せず西穂独標で引き返すことも考えている。

 12時半ころ雲が厚くなり、一時風が強くなったので、いよいよ台風17号の影響が出てきたと思った。また警報や注意報、交通情報、横浜市からのお知らせなどいろいろメールも来る。
 しかし今のところ風も止んだし雲間から太陽の強い陽射しも指している。思ったよりも影響は遅くなるのかもしれない。
 3時近くになっても陽射しがある中、近くの駅まで妻と買い物に出かけた。雨に会うかもしれないと、傘を持参したが幸いにも雨には会わなかった。帰ってきた16時を過ぎると同時に雨が降ってきて、ホッと一息。
 団地の中で毎年咲いている彼岸花が一斉に花開いていた。赤と白、それぞれに群落を分けて棲み分けている。
 妻に教えてもらったが、我が号棟の入り口にホトトギスの花が開いていた。なかなかいいものである。初めて名前と花の印象が一致した。