Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ホイッスラー展(2)

2015年01月09日 23時08分23秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 今年初めて横浜美術館を訪れた。二度目のホイッスラー展である。一度目は昨年ごく短時間で会場を駆け足のようにひとまわりしただけなので、本日が実質的な第一回目となると思う。
 15時15分から45分ほどかけてじっくり一巡した後、16時からの学芸員にギャラリートークとともにさらに50分ほど会場を巡った。いくつかの新しい視点も教わった。ホイッスラーという画家の私なりの像が少しずつではあるが、出来かけている。
この画家も水、特に川とは切り離せない、と感じた。
展覧会の構成は制作年代順に並べるという方法を取らずに
第1章 人物画
第2章 風景画
第3章 ジャポニズム
及び参考出品・ホイッスラー旧蔵品の4つのコーナーに分かれている。また映像作品として「青の金色のハーモニー:ピーコック・ルーム(1876-77)も展示されている。
 第1章から第3章まではそれぞれが年代順に展示されている。

 色の鮮やかな作品もあり、取り上げた作品のように同系統の色の微妙なグラデーションによる構成の絵もあり、多彩な才能を思わせるものがある。



 マネの「草上の昼食」と同じく「白のシンフォニーNo.1 ― 白衣の少女」は1863年のパリのサロンで落選し物議を醸したことで有名である。残念ながら今回はこの作品は展示されていないが、白を基調とした美しい作品である。白のグラデーションのもつ表情の多様性に驚くばかりだ。同じく白のシンフォニーNo.2(1864) 、No.3(1865-67)を見ることが出来る。

   

 今回掲げた作品は「肌色と緑色の黄昏:バルパライソ」(1866)と「ノクターン:青と金色-オールド・バターシー・ブリッジ」の2作品。とても気に入っている。

私にとっての今年がやっと動き始めた

2015年01月09日 13時20分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 今朝方も体温が上がったようだが、目は覚めなかった。目が覚めたときはすでに陽が上がっていて若干の汗をかいていた。体温は36.9℃、37.5℃くらいの発熱だったと推定できる。8時に起き出した時は35.8℃と普段の体温のようだった。しかし発熱時に目が覚めなかったのは嬉しかった。
 両脇腹の激しい発疹も勢いはとっくになくなり、膨らみも昨日以降なくなっている。枯れ始めた感じである。色もくすんできている。このまま消えてしまってほしい。

 久しぶりに横浜美術館に出向いて見ようかと考え始めた。20時からは団地の管理組合の会合がある。
 土曜日は今年初めての講座に出席する予定。日曜日には横浜歴史博物館の講堂で別の歴史講座が開催される。こちらは2時間半で500円の格安の講座。
 ようやく私にとっては今年の日常が動き始めた感じである。