
本日は15時に目黒区美術館に到着した。目黒駅で下車したのは初めての経験のような気がする。権之助坂を下って目黒新橋を渡ってから右にまがり目黒川沿いを上流に、途中から公園の敷地に入り、1分も歩くと美術館に至る。なかなか気持ちのいい道である。
建物も樹木の中に納まっている。大きくででんと構えているわけではなく、好ましい。
「新潟市美術館の名品たち-ピカソとクレーもやってきた」展、ピカソとクレー、ルドン、ボナール、ロダン、エルンスト等々いわゆる有名どころはそれぞれ1点だけであるが、見ごたえのある作品が並んでいる。
しかしそれよりも私が嬉しかったのは、新潟市美術館として地元の画家のコレクションにこだわっているわけだが、佐藤哲三が2点見ることが出来た。特に「原野」は私の好みである。その他、菅井汲、難波田龍起、李禹煥などの作品も惹かれた。その他これまで知らなかった画家で、末松正樹、布川勝三、阿部展也などの作品に興味を覚えた。
一人の画家の回顧展が私は好きだが、このような雰囲気ならば刺激的にかつ落ち着いた時間を過ごすことが出来ると思った。
Bunkamuraの「ボッティチェリ」展も1時間ほど見て回った。
どちらもいづれ感想をアップする予定。