Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日読み終わった本

2015年06月13日 21時53分06秒 | 読書
   

 「色彩がわかれば絵画がわかる」(布施英利、光文社新書)を読み終えた。ほとんど別れかけている色彩学を思い出した方が良さそうなので購入してみた。
 明確には覚えていないが、中学3年の頃だったろうか、美術の時間に色彩学の入門のような授業を受けた記憶がある。光と絵の具の三原色、加法・減法混合、色相・明度・彩度、色相環、補色、膨張色・収縮色、暖色・寒色‥などの言葉と概略は一応覚えている。しかし理科、物理の授業では習った記憶はない。物理では光の屈折・反射など基礎的な光学理論は習った。
 色彩学はそれ以来勉強していないので、すっかり忘れていたり、間違った記憶があるのではないか、と思いこの本を購入してみた。
 一応いろいろなことを思い出したり、記憶を訂正したり、初めて聞くこともあったり、楽しく読むことが出来た。

 勉強になったのはゴッホの「烏のいる麦畑」の色彩論的分析。その上に立って「ゴッホは色彩の理論家であった。(ゴッホは)情念の人とか、炎の人という人物像とはずいぶん違ったものに思えないでしょうか。」「(ゴッホは)狂気ではなく、科学者のような理知的な頭脳を持っていると思わずにはいられない」と結論つけている。私にはとても魅力的な指摘だと感じている。
 千利休の茶室「待庵」と曼朱院にあるという「八窓軒茶室」の両者の分析、さらにラファエロの「アテネの学堂」の分析にも惹かれた。




かくれ脱水だったか?

2015年06月13日 12時27分55秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 一昨日は湿度は高くなく、ウォーキングで気持ちの良い汗をかいた。しかし昨日は一転して湿度のとても高い一日であった。午前中の講座が11時半に終わり、午後の講座が始まる15時までみなとみらい地区でうろうろ。雨は上がっていたが外のベンチや階段は乾かないため外で食事が出来ない。喫茶店も満杯。ようやく13時半に喫茶店にもぐり込んで、午前中の平家物語の復習と読書にありつけた。
 このころから汗がよくでるようになった。午後の講座中も体を動かしていないのに汗ばんでくる。講座の終わった16時半から家まで歩き始めたが、足が重い。汗は普段ならばかくこともないゆっくりと歩いたが、汗がよく出る。気温は低いのに湿度が高いので、「ひょっとしたらかくれ脱水、熱中症か?」と疑った。
 横浜駅で喫茶店に入って一服。少し元気になって再び歩き始めた。いつも25分かからずに家につくのに30分を越えてしまった。
 シャワーを浴び、汗でぐしょぐしょになった下着を取り換えて横になった。塩飴を嘗めながら黒酢を1杯飲んで休息をしていたら1時間ほどで回復。食欲も出てきた。やはり「かくれ脱水」だったのかもしれない。

 こんなことを体験したので、退職者会のホームページに「熱中症に注意!」の記事を掲載した。

 本日は晴れあがり気持ちのいい日になった。

 体の弱っているオスのセキセイインコは少しは元気になっているようだが、根本的な治療にはなっていない。餌を少し食べるようになった。気温も上がっており、久しぶりにベランダに籠を出して外の景色を見せている。メスの方は相変わらず元気がいい。