Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

何となく慌ただしい一日

2015年06月30日 22時46分29秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 気象庁の本日の発表については、昨日の発表との違い(人によっては祖語という人もいる)についていろいろ指摘がある。私も改憲の印象としては何か言い訳がましい言い方の印象も受けた。「噴火」という事態にすることにかなり躊躇いを持っているように思ったのは私の思い過ごしだろうか。
 災害対応というのは、躊躇は禁物である。それは私などがいわなくとも重々知っていると思う。
 私としては引き続き推移を見守るしか無いようだ。

 本日は、朝から箱根の地震などのニュースに加え、新幹線での焼身自殺のニュースも流れた。昼からは退職者会の業務を先ほどまで。7月末のイベントの準備とホームページ用の記事の作成に随分と時間がかかった。
 さらに「言いたい放題」で幼稚園児のような自民党の大西議員の話題が持ち上がっている。もはや人間失格の烙印を押すしかないような議員に支えられるている安倍首相‥末期症状なのだが、これを引き摺り下ろせないもどかしさばかりが募る。嫌な時代になったものである。

 ということで、日光の報告記事は明日以降に持ち越しすることにした。写真の整理がまだできていない。

 明日は昼間はずっと雨との予報。わたしは朝から昼まで講座。午後から退職者会の打合せがある。雨の中を重い荷物を持っての移動はつらいものがある。

ようやく出された避難指示 箱根は噴火警戒レベル3へ

2015年06月30日 12時50分05秒 | 天気と自然災害
 気象庁は噴火警戒レベルを2から3に引き上げた。

NHKのニュースによると、
★箱根町 大涌谷周辺に避難指示 6月30日 12時40分
神奈川県の箱根山の噴火警戒レベルが「レベル3」に引き上げられたことを受けて、地元の箱根町は、大涌谷周辺の半径およそ1キロメートルの範囲に避難指示を出しました。
避難指示が出された範囲には、住宅が2棟、旅館で働く従業員の寮が1棟、ホテルや旅館、保養所などの宿泊施設が8棟、日帰り温泉施設が1棟、会社が1棟、別荘が12棟あるということです。
このうち5月に町が行った調査では、住宅には5人、従業員の寮には20人余りが住んでいるほか、宿泊施設には10人前後が住み込みで働いていて、合わせて40人程度が住んでいるということです。
箱根町は、防災行政無線などで、速やかに避難するよう呼びかけています。  
⇒【http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150630/k10010132781000.html

気象庁の発表は
★火山名 箱根山 噴火警報(火口周辺)
平成27年6月30日12時30分 気象庁地震火山部
<箱根山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表>
大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲まで影響を及ぼす噴火が発生する可能性
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ>
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 本日(30日)、神奈川県温泉地学研究所及び気象庁が実施した現地調査によると、大涌谷で昨日(29日)確認した新たな噴気孔の周囲において、昨日の調査では確認できなかった火山灰等の噴出物の堆積による盛り上がりを確認しました。また、ロープウェイ大涌谷駅付近で降灰を確認しました。これらのことから大涌谷でごく小規模な噴火が発生したものとみられます。
 今後、大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲まで影響を及ぼす噴火が発生する可能性がありますので警戒してください。
2.対象市町村等
 以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
神奈川県:箱根町
3.防災上の警戒事項等
 大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
<噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ>
【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時
要援護者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制
等。状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(平常)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
 なお、(平常)のキーワードについては、平成27年5月18日から(活火山であることに留意)に変更しました。システム改修により情報文に反映されるまでの間は、読み替えで対応いただきますようお願いいたします。
⇒【http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/VJ20150630123029_315.html


箱根は今朝から有感地震

2015年06月30日 09時56分29秒 | 天気と自然災害
 昨日の「箱根山 火山の状況に関する解説情報第60号」と「同 61号」ではツィッター上ではさまざまに疑問や批判が出ていた。私にはどれが正しいのか、専門家として言及する能力はないが、それでも気象庁の発表の表現の根拠についてどうもしっくりこないもどかしさをすぐに感じた。
 まず「新たな噴気孔を確認しました。この噴気孔は、地すべり地帯にあること、また、その形状から見て地すべりにより誘発されて生成されたもの」との表現が判然としない。地すべりにより誘発された噴気孔ならば、以前からからそこには噴気孔があったということではないのか?新たな噴気孔が出来たならば火山活動の一環ではないのか、次々に疑問が湧いてくる。
 さらに地すべりの範囲や規模も、どこの報道でも明らかにしていない。
「灰雨」という表現があるらしいが、灰の分析結果が出ていないし、分析しないで地すべりの土砂であると結論付けているような報道がされているがその根拠は示されていない。

 しかも肝心な日に朝から神奈川温泉地学研究所のホームページにはつながらない。

 29日から火山性地震が多くなり309回を記録し、本日は7時過ぎまでに100回を越えているという情報もある。しかも朝6時台から有感地震が6回も続いている。この地震は何を意味する可能性があるのか、早急な発表が待たれる。火山性微動も初めて観測されている。



大涌谷で新たな噴気孔

2015年06月30日 01時15分32秒 | 天気と自然災害
 「本日(29日)神奈川県温泉地学研究所と気象庁が実施した現地調査の結果、大涌谷の噴気地帯において、新たな噴気孔を確認しました。この噴気孔は、地すべり地帯にあること、また、その形状から見て地すべりにより誘発されて生成されたものと見られます。
 12時45分頃に機動観測班が大涌谷の北約1.2キロメートルの上湯場付近で確認した降下物は、この噴気孔からの土砂の噴き上げによるものと推定され、この現象は噴火ではないと考えています。」

http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_03_20150629162550.html
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_03_20150629212000.html
http://www.onken.odawara.kanagawa.jp/files/dat_auto/n-t5days.jpg

 旅行から帰ったらこのような情報があった。29日に大涌谷に地すべりがあったのであろうか。この地べりという現象について具体的な報道も見つからないのだが‥

「箱根・大涌谷情報 ?@Kanagawa_Hakone ・ 6時間6時間前
気象庁HP16 時に更新。県温泉地学研究所及び気象庁の情報では、大涌谷の北約1.2kmの上湯場付近で降下物が確認され、地震が多めに観測されるなど、引き続き警戒が必要とのことです。立ち入り禁止は大涌谷周辺のみで変わりなく、大涌谷以外の地域の観光施設・交通機関は通常どおりの営業です。」

 という情報があるが、これでも「地すべり」について具体的なことが記されていない。地すべりがあって新たな噴気孔が確認されたようだが、「この噴気孔からの土砂の噴き上げによるものと推定され、この現象は噴火ではないと考え」る根拠は示されているのだろうか。見つからないのは私の検索の仕方がいけないのだろうか。
 28日に比べて29日は地震の回数がまた大きく増加している。