Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

ブラームス「弦楽五重奏曲第2番」再び

2015年06月16日 23時24分35秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 ブラームスが5番目の交響曲を構想したものの、日の目を見ることが出来ず、結果としてこの弦楽五重奏曲第2番が出来たといわれているらしい。ブラームスの死の7年前にこの曲を仕上げて作曲の筆を折る決意をしたとも言われている。しかし翌年以降クラリネットの名手リヒャルト・ミュールフェルトと出会い、クラリネット三重奏曲、五重奏曲、クラリネットソナタ2曲の室内楽曲を作曲している。
 交響曲を構想した結果としてこの五重奏曲が出来たのだというのが正しいとして、再度この曲を聴くと、第1、第4楽章は確かに大きな編成の曲のような厚みのある音に聞こえてくる。
 特に第1楽章の出だしなどはオーケストレーションされればなかなか雄大な曲の出だしに聞こえる。ビオラを重用しているので主観的な感想かと思うが、とても音に厚みがあると思う。しかし第2楽章の出だし部分は静かな曲想で、私拙い頭脳ではオーケストレーションされたら冗長に聴こえてしまいそうである。室内楽だから緊張感が持続するのではないかと思ってしまう。第3楽章も同じだ。悲哀に満ちたこのワルツは室内楽で聴くに限る。
 第4楽章は多彩な楽器で聴いてみたい気はする。実は私はこの第4楽章は何か現代の曲に通じるような気分を味わえると思っている。従来のブラームスとはちょっと違う、新しさ、現代の感覚をくすぐられるような気がする。
 後に書かれたクラリネットの4つの室内楽曲の方は以前のブラームスの延長上に聴くことが出来るが、この弦楽五重奏曲第2番はちょっと異質に聴こえるのは私だけだろうか。

病院に行く時間を逸した

2015年06月16日 20時40分38秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 浅間山の噴火はごく小規模の噴火であったようだ。しかし今後の状況の見極めは必要だと思う。これで終わりということにはならない。6年ぶりの噴火ということであるが、これまでが静か過ぎたのかもしれない。降った灰の分析結果はどうなっているのだろうか。この分析によって噴火の種類がわかるはずである。そして降灰による被害が最小限であった欲しいものである。
 さて午後に組合の会館から横浜までは歩いた。最高気温は25.4℃であったが、湿度が62%もあった。この高い湿度のため、歩いていて汗をたくさんかいた。関内の大通公園では作業着姿のサラリーマン・職人が木陰で昼休みの最中であったが、湿気にウンザリというような姿と表情であった。木陰の風も湿気のためありがたく感じていなかったと思う。
 14時過ぎに自宅にもどり、先ほどまでかかって退職者会の業務を一段落つけた。ブログのアップ、イベントに向けた写真の補正と印刷。
 根を詰めてやっていたら、いつの間にか18時を過ぎていた。眼科に行く時間を逸してしまった。あす水曜日は病院が休みの日、点眼薬が無くなるかもしれない。しかも木曜日に病院に行く時間がとれるだろうか。

浅間山が噴火

2015年06月16日 11時08分16秒 | 天気と自然災害
 ツィッターのNHKのニュースで、「気象庁はきょう午前10時13分、長野と群馬の県境にある浅間山が、「午前9時半ごろ、噴火したもようだ」と発表。浅間山の周辺には雲がかかっているため噴煙や噴石などの様子は確認できませんが、気象庁によりますと周辺で降灰が確認されたとのこと。今後の気象庁や自治体の出す情報に十分注意を。」が流された。
 降灰の報道もあるようだ。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150616/k10010115951000.html


 今月11日は、「浅間山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2(火口周辺規制))」を発表していた。【http://www.jma.go.jp/jma/press/1506/11b/asamayama150611.html

ブラームス「弦楽五重奏曲第2番」

2015年06月16日 10時52分23秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 昨日は月に1度の退職者会の幹事会。朝から役員会などの前段会議を三つこなして、14時から幹事会。いつものとおり35名の幹事の出席率100%。毎回のことながらこの会の活力はすごい。作業日ではないので、隣の会議室に移って恒例の「ワンコイン」(500円)の軽い宴会。25名が参加した。その後近くの馴染みの中華料理店での二次会に付き合って、帰宅がすっかり遅くなってしまった。
 朝からブラームスの弦楽五重奏曲第2番を聴きながら、退職者会の作業をしようとしたが、写真資料のコピーでは残念ながら作業が進まない。もう一度組合会館まで出向いて写真を借り受けなくてはならなくなった。
 曲は第1楽章と第3楽章で打ち切り。午後にもう一度聴き直しながら作業を再開することにせざるを得ない。折角全曲とおして楽しもうと思ったが残念。この曲、かなり意欲的な曲である。新しい試みも盛り込まれているとのこと。
 いま、第3楽章を聴いているが、そういわれれば確かに和音や旋律ではちょっとこれまでとは違うのかな、という気もする。もう少し調べてから取り上げたい気もする。