この時間、「若冲と蕪村」展の図録を紐解いている。伊藤若冲の水墨画を中心に思い出しながら見ている。どの作品も魅力的である。いくつかの作品についていづれまた触れてみたいが、まだ考えはまとまらない。
水墨画というものの魅力というものをあらためて再確認した。この「若冲と蕪村」展は私にとっては今年一番の収穫だったように思える。
一方で、蕪村の作品も魅力的なのだが、中国を題材にした作品、特に人物については違和感が強い。人物の顔の表情があまりに現実離れしているのが気になる。
そんなことを考えているうちに、ツイッター上で、和田周氏の「おのが身の闇より吼えて夜半の秋」(蕪村・狗子自画賛)。 人間の心の闇の深さを獣の咆吼の暗さでここまで切実に照らし出す言葉の力業(わざ)「なんて凄いんだ」と、蕪村個人を通り越して、江戸時代、それも超えてこの国の「言の葉」の力に、あらためて驚き、感動し、誇りに思う。(この自画賛のコピー、最首悟氏に示され、驚き感動して、譲り受けた)」というところにたどり着いた。そして魅力的な蕪村の画像と蕪村自身の画賛が貼り付けられていた。
今回の「若冲と蕪村」展では展示されていなかったが、絵も句もとても魅力的である。このような俳句が蕪村によって作られていたというのも驚きである。
しかも描かれているのは、かわいらしい丸っこい小さな犬であるところがすごい。人間、しかも年齢を重ねた大人ではなく、子どもの叫びにも「身の闇」を見出している。
さて、横浜では、大雨・強風・雷・洪水注意報は午後には強風・雷注意報にかわり、先ほど雷注意報のみとなった。実際のところ雷の気配は感じない。
夕方には雲は空全体の80%程となり、強い陽射しが顔をのぞかせるようになっていた。現在は雲の量は4割以下になったような気がする。専門家ではないので雲の量はあくまでも私の感覚的なものでしかないが、そんなに外れてはいないと思える。
蝉の声は心なしか静かに聴こえる。騒音ではないが音圧レベルは下がったように思える。しかしまだ虫の声は聞こえない。
水墨画というものの魅力というものをあらためて再確認した。この「若冲と蕪村」展は私にとっては今年一番の収穫だったように思える。
一方で、蕪村の作品も魅力的なのだが、中国を題材にした作品、特に人物については違和感が強い。人物の顔の表情があまりに現実離れしているのが気になる。
そんなことを考えているうちに、ツイッター上で、和田周氏の「おのが身の闇より吼えて夜半の秋」(蕪村・狗子自画賛)。 人間の心の闇の深さを獣の咆吼の暗さでここまで切実に照らし出す言葉の力業(わざ)「なんて凄いんだ」と、蕪村個人を通り越して、江戸時代、それも超えてこの国の「言の葉」の力に、あらためて驚き、感動し、誇りに思う。(この自画賛のコピー、最首悟氏に示され、驚き感動して、譲り受けた)」というところにたどり着いた。そして魅力的な蕪村の画像と蕪村自身の画賛が貼り付けられていた。
今回の「若冲と蕪村」展では展示されていなかったが、絵も句もとても魅力的である。このような俳句が蕪村によって作られていたというのも驚きである。
しかも描かれているのは、かわいらしい丸っこい小さな犬であるところがすごい。人間、しかも年齢を重ねた大人ではなく、子どもの叫びにも「身の闇」を見出している。
さて、横浜では、大雨・強風・雷・洪水注意報は午後には強風・雷注意報にかわり、先ほど雷注意報のみとなった。実際のところ雷の気配は感じない。
夕方には雲は空全体の80%程となり、強い陽射しが顔をのぞかせるようになっていた。現在は雲の量は4割以下になったような気がする。専門家ではないので雲の量はあくまでも私の感覚的なものでしかないが、そんなに外れてはいないと思える。
蝉の声は心なしか静かに聴こえる。騒音ではないが音圧レベルは下がったように思える。しかしまだ虫の声は聞こえない。