Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「うらめしや~、冥途のみやげ展」(東京藝大美術館)

2015年08月15日 23時35分36秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日は上野の東京藝術大学美術館で開催されている「うらめしや~、冥途のみやげ展」を見てきた。多くの人が訪れていて、狭い会場がかなり混雑していた。暑さを避けに来たというわけではないだろうが‥。残念ながら涼しくはならなかったが、十分楽しめた。ただし18日からの後期展示に展示替えがほぼ半数近くもある。全体を見たい方は、残暑払いにもう一度行く必要があるかもしれない。

 この展覧会は「明治の噺家三遊亭圓朝のコレクションを中心とした「うらみ」の表現をたどる」ということで構成されている。
 この世に「うらみを残す」ということ、死んだ人間の強い怨念、心残りが、残された人間に働きかける、復讐をするという世界は意外とルーツは新しいもののようである。詳細は明日に。

桜島 噴火に関する解説情報第70号

2015年08月15日 20時38分03秒 | 天気と自然災害
 気象庁から桜島の噴火に関して、解説情報70号が16時に発表されていた。

★火山名 桜島 火山の状況に関する解説情報 第70号
平成27年8月15日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
<噴火警報(噴火警戒レベル4、避難準備)が継続>
1.火山活動の状況
 桜島では、本日(15日)07時頃から南岳直下付近で火山性地震が多発しています。15時現在、桜島島内で震度1以上を観測した火山性地震が4回(最大震度2が2回、最大震度1が2回)発生しています。桜島島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されています。桜島では規模の大きな噴火が発生する可能性が非常に高くなっています。今後の火山活動に厳重な警戒をしてください。
 本日07時から15時までの火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 火山性地震は、15日は07時から一時間おきに15時までは、5回、31回、116回、106回、186回、187回、109回、73回。
2.防災上の警戒事項等
 昭和火口及び南岳山頂火口から3km以内の有村町及び古里町では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に厳重な警戒(避難準備等の対応)をしてください。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意してください。降雨時には土石流に注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、16日(日)10時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
【http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_05_20150815160024.html


桜島が噴火警戒レベル4(避難準備)へ

2015年08月15日 11時15分56秒 | 天気と自然災害
気象庁の発表は以下のとおりとなっている。

★火山名 桜島 噴火警報(居住地域)
平成27年8月15日10時15分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
<桜島に噴火警報(噴火警戒レベル4、避難準備)を発表>
 昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の有村町および古里町では、大きな噴石および火砕流に警戒(避難準備)をしてください。
<噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)に引上げ>
1.火山活動の状況及び予報警報事項
 桜島では、8月15日07時頃から島内を震源とする地震が多発しています。また、桜島島内に設置している傾斜計および伸縮計では山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されており、その変化は一段と大きくなっています。
 桜島では、規模の大きな噴火が発生する可能性が非常に高くなっています。昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の鹿児島市有村町および古里町では、重大な影響を及ぼす噴火が切迫していると考えられますので、厳重な警戒をしてください。
2.対象市町村等
 以下の市町村では、避難準備などの厳重な警戒をしてください。
鹿児島県:鹿児島市
3.防災上の警戒事項等
 昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の有村町および古里町では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意してください。降雨時には土石流に注意してください。
<噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)に引上げ>
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_05_20150815101518.html

蝉の声と虫の音

2015年08月15日 01時31分38秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 北側の芝生で、昨日と同じと思われる虫の音がする。昨日よりも音は大きい。たぶん1匹だと思う。それにもう一種類くらいの、か細い別の種類の虫の音がする。そして本日は南側の芝生からも複数の虫の音が聞こえるようになった。こちらの南側の方が数は多いようだ。
 不思議なことに一昨日からもうこの時間には蝉の声がしない。明け方の3時位まで、日によっては朝日が昇るまで鳴いていた蝉がぱったりと夜は鳴かなくなった。そのぱったりというのがあまりに見事である。昼間聞くのとはまるで違う弱さである。
 ただし時々「ジー」という弱々しい蝉の声がする。昼間はまだまだ蝉が主役であるが、この弱々しい夜中の蝉の声を聞くと、季節の移り目の厳粛な生命の交代を見せつけられたような気になる。主役の交代がこんなにもはっきりとしているというのは驚きである。

 ただし、蝉は本来昼間に鳴くものである。ネットで検索してみると、夜も蝉の声を聴くようになったのはここ10年から20年のことらしい。これは特に東京で顕著な傾向とのこと。理由は街灯などの明るさが増していること。要するに昼と勘違いしているらしい。
 もうひとつは熱帯夜が続いて夜通し25℃を下回らないこと日が多くなったためというのだ。蝉は24~26℃位で鳴きはじめるので、温度が下がらないと鳴き止む機会を逸してしまうという。東南アジアでは蝉は夜に鳴くものだという話ものっている。またクマゼミの多い大阪では東京ほど夜中にひどくなく蝉はいないとの情報もある。
 以上のような説が正しいとして、街灯などの明るさと、熱帯夜によって蝉は24時間寝ずに泣き続けるようになったとしたら、これは可愛そうである。それだけエネルギーを使うということは短命にならざるを得ないようである。
 さらに以上の説が正しいとすると、昔は、それもごく近い昔は、蝉は夜に鳴かなかったとすると、もっと早い時期から虫の音は聞こえていたのだろうか。夜に鳴く蝉がいるので虫の音が聞こえなくなっていたと解釈していいのだろうか。それとも虫の音が大きくなるまでは、夜は蝉の声も虫の音もしない静寂な夏の夜があったのだろうか。
 これは私には断定できるだけの記憶がない。

 こんなことを考え始めると、寝苦しい夜がさらに眠れない結果となってしまいそうである。