気象庁から桜島の噴火に関して、解説情報70号が16時に発表されていた。
★火山名 桜島 火山の状況に関する解説情報 第70号
平成27年8月15日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
<噴火警報(噴火警戒レベル4、避難準備)が継続>
1.火山活動の状況
桜島では、本日(15日)07時頃から南岳直下付近で火山性地震が多発しています。15時現在、桜島島内で震度1以上を観測した火山性地震が4回(最大震度2が2回、最大震度1が2回)発生しています。桜島島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されています。桜島では規模の大きな噴火が発生する可能性が非常に高くなっています。今後の火山活動に厳重な警戒をしてください。
本日07時から15時までの火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震は、15日は07時から一時間おきに15時までは、5回、31回、116回、106回、186回、187回、109回、73回。
2.防災上の警戒事項等
昭和火口及び南岳山頂火口から3km以内の有村町及び古里町では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に厳重な警戒(避難準備等の対応)をしてください。風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意してください。降雨時には土石流に注意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、16日(日)10時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。
【http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_05_20150815160024.html
】