本日は神奈川県立近代美術館鎌倉へ

　本日は雨が降らないと勝手に決めて、思いつくまま鎌倉まで足を伸ばした。気分的に下向きの私はウォーキング以外それほど歩き回りたくもない部分もあるものの、妻にそれに突き合せるわけにもいかない。
　取りあえず私の目的は神奈川県鎌倉近代美術館の閉館に伴う「鎌倉からはじまった」展のパート２「発信する近代美術館　1966-1984」。妻の目的はまた別のところにあった。

　まずは妻の目的である喫茶店におもむいて甘味に付き合った。その後、鎌倉八幡宮境内にある近代美術館と別館に赴いた。雨が心配であったが、さいわい雨に会うことも無く、無事帰宅。

　いづれも明日詳細を報告する予定。本日は夜は外食であったので、すっかり酔ってしまった。まずは就寝。

横浜は昨日よりは穏やか

　涼しくなったのではなく、「熱く」なくなったと云った方が適格なようだ。横浜では現在は暑い雲が空一面に広がり日は射していない。珍しく南から風が吹いている。湿気が南風に乗って押し寄せているようだ。部屋にはその風が少しだけ流れ込んでくる。キーボードを操作していると首筋から背中にかけて汗が流れ落ちてくる。
　ようやく「暑い」という世界に戻った、といってもいいかもしれない。本日の降水確率は２０％。南側の欅の木から、蝉の鳴き声が相変わらず賑やかである。仰ぎ見るような欅から降ってくるように聞こえる。
　本日も特に予定が入っていない。頭も体もお盆休み、として休養した方がいいのかもしれない。
　昨日午後に横浜駅まで出向いて、「限界芸術論」(鶴見俊輔、ちくま学芸文庫)を購入した。喫茶店で読み始めたら３ページも読まないうちに、うつらうつらと寝てしまった。１５分も寝ていないと思うが、ふと眼が覚めて周りを見たら、幾人ものサラリーマンが目を閉じて寝ていた。なぜか救われたような気持ちになってホッとした。注文していたアイスティーの氷はすべて解けて、グラスの外側の水滴がテーブルに垂れている。外は雨模様。何となく体がだるく、さらにしばらく寝たふりをしてから喫茶店をあとにした。
　結局購入した本、昨日喫茶店で読んだ３ページほどしか目をとおしていない。これではいつ読み終わるか。情けない。