Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

台風7号の雨と風

2016年08月16日 23時03分10秒 | 天気と自然災害

【22時43分頃のレインアイよこはまの画面より】

 横浜ではもう4時間以上前から雨が降り続いている。時間当たり20ミリ未満なので特に強い雨とは感じないが、次第に北よりの風が強くなってきている。「レインアイよこはま」の画面を見ると千葉県の太平洋岸にかなり強い雨の区域があり、少しずつ西に、神奈川県の方に移ってきている。当面は雨はやみそうもない。
 雨が降り続き、虫の音も蝉の鳴き声も聞こえず、雨の音、排水溝に流れる水の音、そして大きな気をゆっくりゆする風の音がせわしない。
 次第に強くなる風の音が台風由来と知らなくとも、不安を増幅させる音である。台風の風と、そうでない風を私の頭の中でどう聞き分けているのかはわからない。本能的なものなのか、いつの間にか経験で身につけた危機管理能力なのか、何とも言えない。経験ということならば、山行か、はたまた仕事で災害対応をする中で身につけたか、どちらかだと思う。

 横浜には朝6時から「雷・強風」注意報が出ており、16時過ぎに「大雨・洪水注意報」が出ている。まだ警報は出ていない。


世の中の消費の動向はとても悲観的

2016年08月16日 17時20分47秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 台風7号の影響で14時過ぎから断続的に雨が降っている。先ほど家に着いた途端に3回目の雨が激しく降ってきた。強い雨はすぐにおさまったものの湿度が高く、シャワーを浴びてもすぐに肌がべとつくようだ。今晩から明日にかけて台風7号の雨と風が強まるという予報になっている。被害がない程度に北関東に一定の雨が降ってもらいたい気がする。

 さて、昨日は夏用のサンダルを買い換えた。すでに夏用の靴は20%引きということであったが、もっとも気に入ったデザインのもののサイズはSとLLしかない。肝心のLサイズがあるのは2番目に気に入ったもの。やむやくそれを購入した。2900円の2割引き。さらに衣料品は5%引き、また下取りがあるとさらに5%引きということで、合計3割引きとなった。2900円×0.7×1.08=2192円という価格になった。
 しかしイチロー選手が履いたスパイクならば買い手もあろうが、私が履きつぶしたサンダルを有料の145円という価格で下取りすると聞いて、妻と思わず声を出して笑ってしまった。

 売れ残りを少しでも捌いてしまいたいということなのだろうが、何とも不思議な気分である。サンダルから日本経済を見通すことなどできないのは分っている。だが景気が到底回復しているとは云えない状況であることくらいはわかる。消費者の財布の紐はとても固くしまったままであることが垣間見える。回復の見通しも、期待も、どこにもない状況である。
 こんな経済対策や雇用状況を継続していても明るい話題などどこにも浮かんでこない。誰もが今の経済政策など信用していないと思う。儚い期待を現政権に賭けるのか、経済対策が具体的に示すことのできない野党に夢を賭けるのか、先の見通しのない選択を強引に迫られているような気分である。

一本の鉛筆

2016年08月16日 11時05分16秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 ブログ「時には本の話でも・・・」【http://blog.goo.ne.jp/mnmymkym】では毎年のように次の詩が掲げられる。今年は夏休みということで、掲げられていないのでこちらのブログで取り上げてみる。
 1974年の広島平和音楽祭で美空ひばりが歌い、シングル版を発売している。

一本の鉛筆 【作詞】松山善三  【作曲】佐藤 勝

1.あなたに 聞いてもらいたい
  あなたに 読んでもらいたい
  あなたに 歌ってもらいたい
  あなたに 信じてもらいたい
  一本の鉛筆があれば
  私は あなたへの愛を書く
  一本の鉛筆があれば
  戦争はいやだと 私は書く

2.あなたに 愛をおくりたい
  あなたに 夢をおくりたい
  あなたに 春をおくりたい
  あなたに 世界をおくりたい
  一枚のザラ紙があれば
  私は子どもが欲しいと書く
  一枚のザラ紙があれば
  あなたを返してと 私は書く

  一本の鉛筆があれば
  八月六日の朝と書く
  一本の鉛筆があれば
  人間のいのちと 私は書く


⇒美空ひばりのステージ【http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E4%B8%80%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%89%9B%E7%AD%86&tid=3b40e2e35cb099cde253bb30f70778de&ei=UTF-8&rkf=2&dd=1

虫の音

2016年08月16日 09時19分59秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 今年初めての虫の声を一昨日の夜に聞いた。私の住む号棟の北側からたった1匹の鳴き声が21時頃に聞こえてきた。むろんもっと前から鳴いていたのかもしれない。私が気がつかなかっただけのことだと思う。そして何という虫なのかはわからない。
 そして蝉が時々ひとこえ鳴いてすぐにおさまる。秋の虫の声と、蜩の一声と、ともに消え入るように聞こえてきた。
 一昨日よりも昨日の方がさらにはっきり聞こえた。ただし鳴いているのはたった3匹らしい。コオロギとスズムシと思われる。着実に秋に突入している。

★かなかなと鳴きまた人を悲します    倉田紘文
★かなかなや森は鋼のくらさ持ち     深見けん二
★ねむれざる虫の夜は如何に過ごしけむ  石田波郷
★虫鳴けりそこらの畳なほあつき     加藤楸邨
★ポストの蓋開けて虫の音差し出しぬ   福井正二