Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

寺山修司の忌

2020年05月02日 22時29分03秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 昨日に続いてブラームスのビアノ協奏曲第1番を聴いている。はじめてこの曲を聴いたのはいつだったかと記憶をたどってみたが、覚えていない。CDを購入する前、多分FM放送で聴いたと思う。学生の頃だったか、勤めてからか、それも分からない。
 本日の気分では第2楽章のしっとりした気分がうれしい。

 さて、明後日の5月4日は寺山修司の亡くなった日。1983年、47歳で亡くなっている。私より16歳上である。

★流すべき流燈われの胸照らす      寺山修司
★卒業歌遠嶺のみ見ること止めむ     寺山修司

 第1句、10代の作という。早熟だったことは確かである。しかし私のように70歳も近くなると「どんな胸の想いなの」とひとこと言いたくなってしまう。もはや歳を取り過ぎたのだろう。
 第2句、寺山修司の魅力はその反骨精神だと友人はいった。しかし私はいい読者にはなれなかった。この句、卒業歌とは当然「身を立て名を揚げ、やよ励めや」という明治期の「理想像」である立身出世という価値観に背を向けた思いが滲み出ている。遠い峰々を見るようなことではなく「地に足をつけ、現実に向き合う」姿勢を嗅ぎとった友人は大したもんだと若い時に思った。しかし「遠嶺のみ」と「のみ」がついているのだ。理想だけではなく、現実との格闘を如何に引き受けるか、その決意を詠んでいるのだ。問題はこの格闘の質である。さてどんな質を私はこなして来たか。息をしなくなるまで自問自答が続く。

★青空に染まらぬかもめ修司の忌     遠藤若狭男
★五月の蝶消えたる虚空修司の忌     新谷ひろし
 


一般用マスクはそろそろ

2020年05月02日 20時19分26秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 横浜では14時前に26.7℃となった。平年の7月上旬の気温らしい。半袖シャツにメッシュのベスト、ジーパンで街中ウォーキングに出かけたら汗をだいぶかいた。半ズボンでも十分な気温であった。室内よりも外のほうが暖かい。
 街中の商店街を歩いてきた。いちばん人混みの多いところは避けて、周辺をウォッチング。ドラッグストアや百円ショップなどでは箱入りのマスクは販売されていない。3枚から10枚入りくらいの袋詰めの不織布のマスクである。それでも最近は棚が数日も続けて空ということは稀であるようだ。2~3日おきには入荷するらしい。
 しかし本日びっくりしたのは、飲食店や惣菜店・電気店の店頭にテーブルを並べて、50枚入りの箱入りの不織布マスクを販売している店が数件あった。50枚入り一箱3500円という値が貼りだされていた。
 その店の人が販売しているのか、軒を借りた販売者がいるのか、それも不明。
 高いと思うが、どこの製品なのかは確かめなかった。午前中に通院した妻は、5人ほどの人だかりは見たと言っていた。しかし午後に私が見たときには購入する人は誰もいなかった。人だかりもなかった。
 医療用はまだまだ不足であるらしいが、一般用のマスクについては、そろそろ商品が市中に出始めたのではないか。買い占めた業者が放出を始めた可能性もある。

 「アベノマスク」などという、どこぞの首相が役立たずの不良マスクすら配布できないのをしり目に、マスクは市中に出回ってき始めた、と解していいようだ。

 


パソコン使い方いろいろ

2020年05月02日 14時20分14秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 スマホとパソコンのリンクを試みた。スマホの写真がパソコンにBluetoothを利用してすぐに送信できる。これは便利だが、今のところそれ以外の用途が思いつかない。画像以外にもやり取りは便利になるかもしれないが、今のところは不明。

 それよりもテザリングの設定を組合の会館に置いてある小型のノート型パソコンとの間ですることを考えている。だれか設定してくれないだろうか、と仲間に聞いているが、分かる人がいない。私は新しいパソコンの設定が億劫になってきた。

 そしてZoomというソフトを本日使ってみた。自分の顔が相手側のパソコン画面に映し出されていると思うと、とても恥ずかしいが、これも慣れなのだろうか。
 ちょっとしたカルチャーショックであった。妻に聞くと「恥ずかしくてとても耐えられない」とのこと。気持ちはよくわかる。