緊急事態宣言解除とは関係なく、一昨日からスケジュールが埋まり始めた。団地の管理組合の補助機関の会議、そして美術関係の講座二つほど。退職者会の会議はまだ入ってこないが、来月の半ばの幹事会に間に合うように、資料作りや業者との打合せが必要である。
今週後半からそろそろと動き出す予定。
「緊急事態」による「自粛」と、ギックリ腰による「自粛」から抜け出すには、助走期間が必要である。40代であれば、すぐに再起動できるが、古稀前になってしまうとそうもいかない。体だけでなく、もともと乏しい頭脳は戻るにはさらに時間がかかる。
ということで、明日からの活動再開の準備作業にそなえて、読書タイムは夜はサボり、肩の力を抜いてテレビの前に陣取った。
BS1で放送していたシネマ「どら平太」を最初から最後まで見た。2時間近くも同じ番組を見続けるというのは私にしては珍しい。自業自得ではあるが、目がとても疲れて、今もまだ部屋の中やパソコンの画面がぼやけている。
番組の解説には、以下のように記されている。
山本周五郎の小説を、日本映画界の巨匠、黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹が結成した「四騎の会」が脚本化、執筆から30年後に、市川崑監督が映画化した痛快娯楽時代劇。
役人たちが悪人と手を組み悪政が吹き荒れている藩に、江戸から1人の男が町奉行として送り込まれる。役人らしからぬ振る舞いで“どら平太”と異名をもつその男は、持ち前の豪快さで悪の巣くつに乗り込んでいく…。ベルリン映画祭特別功労賞受賞。
【監督】市川崑,【出演】役所広司,浅野ゆう子,片岡鶴太郎,宇崎竜童,菅原文太,【原作】山本周五郎,【脚本】黒澤明,木下惠介,市川崑,小林正樹,【音楽】谷川賢作