Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日の業務は終了

2020年05月26日 22時37分34秒 | 読書

 印刷会社を訪れ、神大のキャンパスの傍に行くために、久しぶりに地下鉄と東横線に乗車。いづれも空いていて乗客は一人おきに座っている。
 電車の中では「スペイン美術史入門」と「堀田善衛を読む」を交互に読み、夕食後も同様。ともに明日には読み終わりたいとは思っている。

 「ベラスケス」(大高保二郎、岩波新書)を読むつもりであったが、数ページ読んでみてすでに読んでいたことに気がついた。一昨年の8月末に感想の記事をこのブログに記載していた。
 ということで、次の候補は、まだ決めていない。少し趣向を変えてみたい。

 腰の痛みの再発がやはり怖いので、本日は早めに入浴・就寝。


見積合わせ

2020年05月26日 20時24分23秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 退職者会では記念誌を発行することになった。内容はこれから部会で検討する予定であるが、取りあえず会員分+α分でいくらかかるのか、おおよその見積りを取ることにした。
 普段付き合いのある複数の印刷会社から見積りを貰うことにした。見本を見せなくてはいけないので、本日は一社目を訪問、来週もう一社を訪れる予定。

 どこかの「466億円の随意契約(随契)」とは違う。きちんと会員に経緯を説明できるように見積り合わせを行う。
 当然現役の頃は、必ず二社の見積もりを取ってから契約をしていた。一定額以上の高額の契約の場合は、担当所属の権限ではなく、財政当局での競争入札を経て契約決定となる。これは国でも同じような扱いのはずである。

 夕方には、古書店を3軒ほど回り欲しい本を探したが見つけられなかった。神大の生協は「緊急事態」が「解除」なっても大学の授業が再開しない限り、営業ははじめないようだ。1万円近い高価な本を定価で購入しなくてはいけないのかと思うと、つらいものがある。

 ギックリ腰の行動自粛明けなので、あまり歩かないで早々と帰宅。しかし帰り際には雨がポツポツと降ってきた。


マスクは暴落中

2020年05月26日 11時52分11秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 近くの私鉄の駅の周辺の店では、2~3週間ほど前に不織布マスクを店頭やリヤカーで幟を立てて販売していた。 50枚入り一箱で、3500円(税抜きだから実際は3850円)。ところが昨日は税込みで2000円で店の前に並べてあった。半値近くに暴落している。
 しかも購入している人の姿はない。机の上に積んであるだけで、だれも見向きもしない。
 こういうのが「買占め」てあったものを放出しているというのであろう。多分年寄りが心配で買いだめした品物とは違うと思われる。まだまだ値段は下がりそうである。
 そして今は、夏でも暑苦しくない、という製品まで出てきている。

 政府はこれはアベノマスクの効果だ、とうそぶいているという。すでに購入してしまったものを政府としては納品業者に返すことは出来ないかもしれないが、せめて配布は止めて配送費くらいは節約してもらいたいものである。違約金が発生しても節約できる金額は厖大と思われる。しかも「目視による点検」を納入業者ではなく別業者に請け負わせているという、あまりの無駄遣いに呆れるばかりである。
 製品の質に責任を持つのは、納入業者である。発注した側がなぜこんな支出をしなくてはいけないのだろうか。基本的な商習慣が理解できていない官邸である。会計検査で当然指摘されるのではないか。それができないなら不適切支出として告発できるのではないか、と思う。

 神奈川県では10万円の支給も、「アベノマスク」の配布もまだである。「緊急事態宣言」が解除されてもまったく支給と配布の見通しがたっていない。これもまた呆れるばかりである。
 さらに埼玉県深谷市のある中学校では「アベノマスク」という表現で、生徒に着用を義務付ける文書を配布したという二重に信じられないニュースが流れてきた。
 他の自治体や学校でも行われた可能性があるのではないか。

 どこまでも日本の政治と行政と教育は壊れていくのであろうか。そしてこの混乱の時期に4月入学を9月入学へ制度変更を影響や具体的な実施策なしに思い付きのように言い出す政治家まで出てきて、マスコミが持ち上げている。

 こんな政治家や政府と付き会いたくないものである。建て直すにははやく退陣してもらわなくてはならない、と切に思う。