Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

シジュウカラ(四十雀)

2020年05月13日 22時10分08秒 | 俳句・短歌・詩等関連

明け方に出た強風注意報は先程ようやく解除になった。しかしまだ風はやんではいない。
本日シジュウカラが団地の中や周囲でさかんに囀っていた。はじめは私の住む棟の南側、北側の梢を飛び回っていた。
南側では欅の枝に止まっている姿を見つけることができた。北側のときはプラタナスの木にいると思われたが、姿を見せなかった。
午後遅く帰宅したとき、団地の入口付近の電線の上にいた。しばらく見上げていたものの、首もつらくなった上に、反対側の歩道を歩いて女の子が母親に「おじさん何してるんだろうね」という言葉が聞こえたので、見上げるのはやめた。
昼に家で見たり聞いたりしたシジュウカラと同じ個体かは不明だが、わたしは同じと思っている。
確かに一昨日も一度聞いたと思う。親近感のわく囀りである。

★少年の影克明に四十雀    飯田龍太


ラスベガス・サンズが撤退意向

2020年05月13日 19時07分26秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

横浜・大阪をはじめカジノで日本進出をはかっていたラスベガス・サンズが断念の意向を示したらしい。
神奈川新聞が報じている。

今後の林市長の動向に注目したい。当然ながら責任も明らかにしたい。4億の予算は?

https://www.kanaloco.jp/article/entry-352906.html
【横浜】「横浜注力」の米ラスベガス・サンズ、日本進出を断念
https://t.co/jyDplQ70kk
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)を運営する米ラスベガス・サンズが日本へのIR進出を断念したことが13日、分かった。同社がホームページ上で発表した。
 #横浜市 #IR #カジノ


「堀田善衛のスペイン時代」(大高保二郎)

2020年05月13日 11時12分46秒 | 読書

 「スペイン美術史入門」(大高保二郎監修)のゴヤの部分を読んでいるうちに、堀田善衛の「ゴヤ」を思い出し、書棚の「堀田善衛を読む」(集英社新書、2018.10刊)を手にとって見た。
 読み忘れていた本。池澤夏樹、鹿島茂、宮崎駿、吉岡忍そして大高保二郎に対する「高志の国文学館」(館長:中西進)のインタビューを書籍化したもの。
 早速「堀田善衛のスペイン時代」に目を通した。
 堀田善衛が「ゴヤ」の執筆のためにスペインに滞在したときに、留学中の大高氏が1973〜76年の3年間同行したことが述べられている。堀田善衛と大高氏の接点がこのように濃密であったこと、堀田善衛から大きな影響を受けていることを初めて知った。
 教科書的な「美術史」は耐えながら読む側面もあるが、この大高氏の文章に触れ、読み継ぐことができそうである。
 「美術史」と並行して「堀田善衛を読む」の他の執筆者の文章も読みたい。

 同時に堀田善衛のアドバイスを活かして執筆したという「ベラスケス」(岩波新書、2018刊)を「美術史」読了後に是非読みたくなった。