Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

セミの鳴く樹

2020年08月11日 21時04分08秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 いちだんと風が強くなってきた。最大瞬間風速は15.5mを午前中に記録している。それを超えてはいないようだが、夕方にかけて風は再び強くなっている。
 16時半頃、まだ太陽が照っているものの強い風をたよりにウォーキングに出てみた。陽射しはあったものの、2時間ほど風の中、ビルの長い影に添って歩いた。

 ウォーキングに出掛けたとき、家の前のプラタナスの樹がとても騒がしかった。ちょうど目の高さくらいにミンミンゼミが3匹、上下50センチくらいの中にいた。そのうちの1匹がさかんに鳴いている。さらにもっと上に同じミンミンゼミを2匹ほど見かけた。一本の樹に5匹もいた。
 何年も前に知人から、セミは羽化した樹に執着があるようで、たとえ人に驚いて飛び去っても必ずその樹に戻ってきて鳴くものだ、と云われたことがある。だが、聞いた当時からその説には私は不同意である。かといって否定するだけの根拠もない。いろいろな説があるものである。

 さて、途中の公園2か所で塩飴と緑茶の休憩タイム。ジョギングの人よりも私のようなウォーキングの人をだいぶ見かけた。マスクと帽子というのは熱中症の原因にもなるので、マスクのみにした。そのために髪の毛の薄い頭頂部は日焼けのあとが赤く目立つ。妻におおいに笑われて、そして昼間の長時間のウォーキングの禁止命令を受けてしまった。

 横浜市内では35℃に0.1℃届かなかったとのこと。だが、さいたま市内でも38.7℃、八王子市内でも39.3℃などを記録したという。

 本日は若干の読書タイム。「定家明月記私抄」(堀田善衛)を2節ほど。もう2節ほど読んでから寝たいのだが、読めるだろうか。


蝉しぐれが空間を覆いつくしている

2020年08月11日 15時00分04秒 | 天気と自然災害

 午前中は団地のボランティア活動の外でのお手伝い。大量の汗をかいた。お昼に終了した。シャワーが気持ちよかった。テレビを見ながらウツラウツラしたのち、ベッドの上で1時間ほど昼寝。これより読書タイムのつもりだが、ウトウトしてしまいそうな予感。
 蝉しぐれが樹木の多い団地の空間を覆いつくしている。ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミまでは聞き分けられるが、それ以上は分からない。
 不思議なもので、蝉の声は全体として波がある。大きくなったり、少し弱くなったり、それぞれのセミの声の起伏の外に、全体でも呼吸しているような波がある。波というよりウネリといった方がピッタリかもしれない。
 セミはこのことを自覚しているのだろうか。気になる所ではあるが、調べようもない。

 夕方までは外出はしない方がいいと友人がメールをくれた。もうすでに4日、この暑い最中の街中ウォーキングをしているので、本日は日がかげるまで自重することにした。既に両腕は赤くかなり日焼けしている。
 赤くなっても黒くはならない私の皮膚は、日光には弱い。年寄りが日焼けを自慢しても、意味はない。不健康を自慢しているようなもの。

 横浜の最高気温は13時過ぎの34.9℃。猛暑日には届いていないが、このうえなく暑い。風が強いのがせめてもの救い。


夏の星空を堪能

2020年08月11日 07時59分32秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 昨夜のウォーキングは途中でのんびり散歩に切り替えた。ここ数日の湿度が高く、靄っていた空とはうって変わって、透明度の高い空に、星がきれいであった。
 いつものように木星・土星・月・火星の外に、北西から北にかけてうしかい座のアルクトゥールスと北斗七星、天頂付近に夏の大三角、とりわけ久しぶりにはくちょう座の全容を見ることが出来た。北斗七星と対になるカシオペアが見えるコースは歩かなかったのが残念であった。
 南・西・北西が見える造成地でしばらく星空をながめていた。天の川も認識できた。明後日には半月となる月、一昨日は薄い雲の向うにかろうじて見えていたが、昨晩はくっきりと姿を見せながら、いくつかの高層の雲の間を縫って行った。
 どうせならもう少し遠くまで行って、さらに広い空が見通せる場所まで行きたかったが、昼間の熱いさ中のウォーキングで疲れてしまい、そこまで歩く元気がなかった。
 残念だったのは、久しぶりにかんむり座を見ようと探したけれども雲と建物に遮られて確認できなかったこと。
 しかし十分に堪能できた。往復30分の距離を1時間かけて歩いた。

 本日も35℃、猛暑の予報。