午後から夕方までは、読書タイム&横浜駅まで往復のウォーキングなどなど。本日配達された岩波書店の「図書9月号」から4編ほど。「定家明月記私抄 続編」から5節ほど。
「明月記‥」は承久の乱というクライマックスへ向かって行く。その前段のピークともいえる実朝暗殺に至る「源実朝」の前後を読んだ。引用などは後日にするが、「源実朝」と「危機への傾斜」は実朝追悼というか実朝挽歌ともいうべき力の入っているところ。実朝論、鎌倉幕府論としても面白い。
戦後最悪の首相がやっと辞意を表明した。「辞めたからといって済む問題じゃない」そのとおりである。だが、辞めてもらいたい人間の筆頭なので、辞めてもらっておおいに結構。そして大事なのは首相を辞めたから免責されるのではない、ということ。特に刑事責任は免れることはない。道義的責任は永遠についてまわる。
憲法と三権分立を理解していない人間、利益誘導をしてはならないという政治家の最低限の規範も守る気のない人間が首相になってしまうという恐ろしい日本の民主主義の水準を身をもって示した人間である。
この壊され続けた政治を元に戻すのは極めて大変な仕事と思われる。修復しようという意欲のある人に首相になってもらいたいものである。壊れたものはもとに戻すことが必要である。政治と社会を壊しっぱなしの共犯である今の与党には後継になる資格はないと私は思うのだが‥。
戦後最長、という辞任の「花道」のために少なくともここ何カ月も無策の下に置かれた国民はいい迷惑である。「健康に問題なし」といい続けた閣僚は「ウソ」をいった責任をとってもらいたいものである。「ウソ」が当たり前になった日本の政治、どう修復したらよいのか。疑惑の追及に手心は許されない。
昨日の雲を少しいじってみた。
一昨日退職者会ニュースの校正刷りが出来た。数か所の訂正をお願いして、昨日最終版が送られてきた。これで校正は終了。あとは印刷と納品を待つだけ。納品は9月14日(月)。約一週間早めに出来た。早く終るとホッとする。「仕事」は一段落
30周年記念誌の方に力を再び入れることが出来る。こちらはまだ原稿や広告の依頼の段階。依頼が済めば、あとは原稿が出来上がって来るのを待ち、そのまま入力すれば良いので、スムーズに出来上がるはずである。出来上りは来年の5月頃。まだまだ先である。
昨日は太宰治の「東京八景」を読み終わった後の「定家明月記私抄 続編」の読書はあまり進まなかった。2つほどの節を読み終わった。もう少し先まで読みたかったのだが、目がショボショボで諦めた。
本日は特に予定がないので、午前中から読書タイム。