本日病院と我が家で読んでいた本は「知っておきたい地球科学 ビッグバンから大地変動まで」(鎌田浩毅、岩波新書)。
鎌田浩毅の著書は「地球の歴史」(上・中・下巻、中公新書)に続いて2作目。「地球の歴史」がわかりやすくまとまっていると思えたので、今回も購入してみた。今回は宇宙の創成のビッグバンから筆を起こしており、前著よりも時間軸が広い。また現代の環境問題や最新の地球科学的な事件にも言及がなされている。
第4章「地震・津波・噴火」からは政府の中央防災会議などの議論が下敷きである。当否は別として、著者がどのような判断をしているか、興味は尽きない。
さて雪はすっかり雨に変わった。ただしとても寒い。1階の我が家はフローリングなので、殊の外足元から冷える。畳の部屋を無くしてしまったのがまちがい、と友人に揶揄されたがもう後の祭りである。
夜にかけて雪になるかもしれない。また冷え込めば路面の凍結などが予想される。都会は脆弱である。侮らずに気を付けたいものである。