Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

帰り際に‥(2)

2014年02月21日 21時55分49秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は朝10時からの講座は欠席してしまった。昨夜遅く帰って、草臥れてしまった。朝が起きられなかった。
 「ラファエル前派展」をアップするための準備を朝から継続した。疲れたので気分転換にお昼過ぎに横浜駅まで歩いてみた。

 午後3時過ぎに自宅に帰る途中、昨晩通りかかった不動産会社の前を再び通った。ちょうど高学年の小学生の帰宅途中であった。5~6人の小学生が大きな石や、棒を使って残った雪、氷状になっている雪を割って遊んでいた。そのために一人分の道が大きく広がり、前後の道のようにアスファルトを露出させていた。
 子供たちは雪掻きをしたり、歩道を広げようとしているのではなく、ごくごく自然に遊んでいるだけである。しかしそのことで結果的に雪掻きが完了している。
 周囲には割れた雪のかたまりがいたるところに散らばっているが、子供たちはさらにそれを蹴ったり踏んづけたりしてかたまりをつぶしている。
 これで本日中にこの歩道は安全に通行できることになった。ブラック企業かと思ってしまう「社会貢献」を鼻から拒否しているような不動産会社、左右の商店との関係も暗示していたが、そんな大人の思惑とは関係なく、子供たちがあっけらかんと事態を解消した。
 子供の聖性とはこういうことを言うのかもしれない。


帰り際に‥

2014年02月21日 01時48分31秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 帰り際にふと気が付いた。先日雪掻きをしていなかった不動産会社のビルの前、自然にという風に人の踏み跡が出来て、その幅60センチだけ雪が融けていた。そこだけが人は辛うじて交互通行か、あるいは雪の中によけてすれ違いしなければならなくなっている。となりの八百屋さんと反対隣りのお弁当屋さんの前はもうすでに歩道の雪はすっかり融けている。植樹帯の雪もない。両隣のお店もかなり意固地になっているようだ。1メートルもその不動産会社の前の雪掻きをしていない。これはもう隣同士の意地の張り合いみたいなものだ。
 ということで、通りすがりの人間はとても不便である。商店というもの、店の前を人がたくさん行き来することが、商売の前提でもある。ただし両方のお店ともかなり年配の方が切り盛りしている。店の前だけが精一杯のようだ。店の前を過ぎて余分に雪掻きをするゆとりはないようだ。

 隣同士の意地の張り合い、かなり根が深そうである。

 小さい子もお年寄りも通る幹線道路である。早く雪が無くなってほしいと思う。





初めての六本木ヒルズ

2014年02月20日 23時46分58秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 葦原の山姥様がアップされた記事に「さすがに大人気がなさすぎたなぁと、猿でもできる程度の反省です」と記載されているが、昨日の私の記事についても私はもっと反省が必要かな、とちらっと思った。
 まぁ驚いた時の気持ちをそのままアップしたが、5つの選択肢についてはもう少し穏やかなものを羅列した方が良かったかもしれない。だが、思いつかないのでこのままにしておくことにした。

 さて本日は18時から「テート美術館の至宝 ラファエル前派展」の特別展示映像作品鑑賞会に参加した。朝と午後のみなとみらいでの講座の終了後すぐに東横線と日比谷線で六本木駅に向かった。しかしあの六本木ヒルズ、そう簡単には慣れることはできない。まず森タワーというのが地下鉄の連絡通路からは直接美術館の入り口にはたどり着けない。いったん地上に出て美術館の入り口まで地上を歩かなくてはいけないのだが、慣れるまではとても難しい。案内標識を頼りに歩いたが、あれはわかりにくい。
 還暦過ぎの私のようなおじいさんがフラフラと歩くのは犯罪のような雰囲気である。たぶんもう一回、と言われても行きたくない場所だ。近寄りたくない場所、違和感を強く感じる場所というのが、歳とともに多くなってくるのだと思う。思考の柔軟性、積極的な行動力は自覚しないと退化していく。しかしあの界隈の雰囲気は人の思考を押しつぶしてしまいそうな感じがする。徹底的に人の動きを管理しようとする志向が張り巡らされている。

 行動にも思考にも自由度が少ない場所だと感じる。オフィスタワーは入り口で完全にチェックされ、用のない人間は厳しく排除される。美術館も3階のチケット売り場から先は、狭い誘導路を歩かされ、エレベーターに乗るのも係員の指示に従わなくては乗れない。会場内のガードマンや係員の眼が厳しい。鞄からものを出したりするたびに係員が傍に寄ってくるし、鋭い眼が注がれる。それが露骨だ。言葉・物腰は柔らかだが押しは強い。

 私が求める美術館・博物館、展示場というのは、思考の自由、人の流れに束縛されないことと、監視されない鑑賞のための行動の自由がなければいけない。悪意ある鑑賞・破壊から施設・展示物を守ることと、この鑑賞者・来場者の自由との兼ね合いが必要なのはよく理解しているつもりだが、今のシステムには違和感が強すぎる。

 「ラファエル前派」展の感想は明日にアップする予定。


こんなのあり?

2014年02月19日 20時39分18秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日、所用があって駅へ。ちょいと便所に入ったら、後ろの個室から声が‥、思わず聴き耳をたてると携帯電話で仕事の話をしている様子。どうも込み入った話のようだ。個室から電話の声が聞こえること自体が不思議だが、それ以上に不思議なのはそこから聞こえる内容が込み入った話のようなのだ。上司か同僚の名前も出てくるし、取引先の会社の名前も出てくる。しかもどれも悪口。聞きたくもないけど気になりつつも私は手を洗い始めた。
 するとその隣の個室から水を流す音が聞こえて、小さな子供が出てきた。途端に携帯電話をしている個室から「うるさい、電話が聞き取れない!」と怒鳴り声。思わず私とその子供と、もう一人用を足していた年寄りがその個室を振り返った。私は、とっさに子供に急いで便所を出るように顔で指図してから、私も便所を出た。子供は特におびえた様子もなく、外にいた母親らしき人と改札へ向かった。
 そのあとのことは私も知らないが、驚いた。こういう場合、とっさにどういう行動を私はとればよかったのだろうか。
1.個室の扉をけっ飛ばして「馬鹿野郎、マナーの悪いのはどっちだ」と怒鳴り返す。
2.「怖いオジサンがいるから逃げようね」とこれ見よがしに大声で子供に声を掛ける。
3.今回のようにそっとその場を離れる。
4.用具庫からバケツを持ってきて、水を入れて個室の上から水を浴びせる。
5.駅員に通報する。

 駅員に通報しても駅員は対処に困ると思うので、5の選択は多分無いとおもうが‥。

 どうも私には理解のできない世の中になっている

 このところつまらない話ばかりをこのブログに綴っている。明日からはもう少しこのブログらしい内容をアップしたいものである。


スマホの電池

2014年02月19日 11時35分09秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 先々週、スマートフォンの電池の消耗が激しいようなので、電池の状態を調べてもらったら、もう取り換えなくてはいけない時期になっていると言われた。昨年の11月ごろに調べてもらったときは良好な状態だと言われた。わずか3ヶ月で一挙に劣化したらしい。購入したのが一昨年の5月だから1年9ヶ月。かなりハードな使い方をしていることでもあるし、もう寿命らしい。
 当初は「溜まっているポイントで購入可能」と言われたが、調べてくれるうちに無料で新しいものを郵送してくれるとのことになった。最近は随分とサービスがいいようだ。
 すでに新品が届いているが、まだ取り換えていない。とことん使い切ってみようと思っているが、この一週間は充電してから就寝しても、朝には残量が30パーセントになっている。劣化が日増しに目に見えて進んでいる。もう替え時になったようだ。

 本日は講座はなく、予定していた用事もない。と思っていたら確定申告に必要な書類を揃えなくてはいけないと妻に宣告され、書類を取りに出かけることになった。


二つの特別観覧会

2014年02月18日 23時32分13秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 2月20日(木)の「テート美術館の司法 ラファエル前派展」展覧会&特別展示映像作品鑑賞会(森アーツセンターギャラリー)
 3月1日(土)の「日本美術院再興100年 特別展「世紀の日本画」後期・特別観覧会」(東京都美術館)
 この二つの観覧会・鑑賞会に応募したら、さいわいにもともに招待にあずかることになった。
 久しぶりに解説付きの鑑賞ができることになった。

 20日のものは急な募集と応募であったが、たまたま日程が空いていて助かった。問題はともに私の理解の及ぶ範囲のものか、心もとないのだが‥。場数を踏むことで多少は鑑賞眼が肥えることを期待して参加してみる。

 ブログに感想なりを記載することで、頭の整理が出来れば多少とも鑑賞能力が向上となればうれしい。

災害・人災・天災‥線引きは?

2014年02月18日 21時35分59秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明日以降の予想された降雪予報は曇に変わった。未だ降雪の余波に苦しめられている地域もあるようだ。一刻も早い回復を祈るばかりである。
 小泉構造改革で、建設業界は大きな打撃を強いられた。新しい時代に対応することを求めるのはいいとしても、零細企業や職人の働く場を大いに狭めることだけが求められたような気がする。特に地方都市の建設業界は大きな痛手をこうむり、建設会社も職人も数が少なくなってしまった。建設業に従事する労働者は10分の1に減少してしまったともいわれている。
 今回の降雪対応を見ても、建設業者の持っている重機が実に貧弱に見える。建設業界では効率化を求めるあまり、会社が自前で所有する重機が極端に減少している。ほとんどが仕事を請け負う都度、オペレーター付でリース契約に基づく重機になっている。常時雇用がどんどん少なくなり、請負のたびに人を雇う形式になっている。これでは災害時の緊急対応は不可能である。会社があっても重機も従事者もそろわない。
 緊急対応の契約をしていても、その契約は必要最小限であるから、このような大がかりな災害時にはその契約だけでは追いつかない。緊急で業者に出動を要請して、後追いの契約をするしかないはずだ。しかしそれでは現在のような仕事のあり様、雇用のあり様では、業者も対応できない。
 大都市圏では業者もまだ対応能力があるかもしれないが、公共事業が少なくなった今、地方に行くほど事態は深刻のはずだ。大都市圏だけで通用する政策で、高齢化・過疎化が進展する地域を裁断してしまう愚は避けないといけないと思う。
 国道を管理する国の機関が重機を揃えているわけではない。まして地方自治体が重機を揃えてそれを維持管理する財力などない。結局は地域の建設業者と請負契約をしなくてはいけないのだが、業者にその対応能力がないとなると、災害を必要最小限に食い止めることが困難となる。そして結局「自衛隊への災害出動要請」となるしかない。
最近の土木関連の災害は、どうもあの小泉改革以来の人災の要素が強いような気がするのは、私だけの思い過ごしだろうか。


三度目の降雪か?

2014年02月17日 23時50分55秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 朝一番でかかりつけの四週間に一度通うことになっている眼科と内科に行ったが、これだけでお昼までかかってしまった。思った以上に時間がかかった。眼圧がいつもより高めということで、点眼薬が変わった。視力は変わらないのだが、だいぶ高めの眼圧ということであった。特にいつもと変わらない生活であったと思うし、何が原因なのかは不明であるが、あまりいい気分ではない。
 血圧もちょいと高め。尿酸値は低めの結果が出ていて、薬を半減することになった。

 久しぶりに自宅から関内を経由して石川町、寿町まで歩いた。往復25000歩あまり、距離にして17キロ位であろうか。
 自宅も海岸からは遠くはないのだが、横浜駅-桜木町-関内-石川町と南下するにしたがい道路の残る雪、あるいは駐車場に残る雪は次第に少なくなっていく。海岸部ほど雪は少ないといういつもの傾向どおりである。横断歩道に残る雪も特に大量ではないし、固まっているわけではないので、歩行に支障があるほどではない。しかしやはり風は冷たい。雪の冷気が風を冷たくしているようで、日が落ちると一層冷たく感じた。

 水曜から木曜にかけて再び雪になるかもしれないとの予想が出ている。これ以上の雪掻きは勘弁してほしいと思う。しかしこればかりは嫌といって避けられるわけでないのがつらい。平日は都会の気温上昇の所為で雪になりにくい、とのことであるが今週はそれが当てはまらないらしい。
 木曜日は講座が二つ予定に入っている。雪掻きをしてから受講しに行くのはとてもつらい。


休養日

2014年02月16日 20時29分00秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 横浜市内では雪に伴う人命にかかわる事故は東横線の追突事故以外は特に無いようだ。こどもの国線のホーム屋根の倒壊、海岸沿い地区の倉庫会社の屋根の倒壊も幸い人に関わる事故とはならなかった。8日までの事故については記者発表がされているようだが、今週についてはまだ発表されていないが、報道ではこれだけのようである。
 他の地域では雪に閉じ込められたりなどの災害状況が報道されている。特に道路が通行不能になり車に閉じ込められたという報道、停電による孤立、通行が出来ず孤立した地区などがあるようだ。
 以前も福島で道路で車に閉じ込められて大きな惨事となったことがある。高速道路の状況、降雪の多い地区の山間部の道路状況などの対策は、把握も、そして事態が発生した以降の対応もなかなか難しい。しかし物流の大半がトラック輸送に限られている状況では、的確な対応が必要のようだが、なかなか具体化されていない。その対策の困難さが一般に知らされていないことが、管理者と利用者の相互の不幸のような気がする。

 同時に私はこのように国の過疎化と高齢化が進展していること、そして広域の激甚災害が多発している現況、災害の複合化を踏まえれば、自治体ごとの組織である消防組織よりも、県レベルあるいは数県レベルで組織するような「災害救助隊」の創設が必要かもしれないと感じている。災害対応は人海戦術と、高度な技術と重機の操作、並びに医療技術の基礎が同時に必要となる。
 何でもすぐに自衛隊というのは私には理解できない。もっとも今は災害救助に際してそのような組織しかないのだから、ここを頼りにするしかないのだ。しかしだからと言って自衛隊が国民のコンセンサス・支持を集めているというのは即断・牽強付会である。むろん災害に際して献身的に貢献してくれた隊員一人ひとりには誰もが頭を下げる。感謝するのは人として当然の行為であろう。しかし、本来業務が災害救助ならば、銃器や兵器は必要などないのだ。災害救助活動が必要だから自衛隊が必要だというのは、本末転倒であるとしか言いようがない。議論の前提が間違っているとしか言いようがない。

 そんなことを考えながら昼過ぎまで過ごした。お昼には古事記を紐解きながら、時々外の雪景色を楽しんだ。夕方少し前には、団地内の除雪状況・足場の現況を見回ったのち、横浜駅まで歩いてみた。大方は歩道の雪掻きが出来ていたが、「地域のコミュニケーションに貢献する○○不動産」というそれなりの企業のビルの前はまったく雪掻きがされていないのが印象に残った。
 不動産業だから日曜は営業しているところが大半であるし、そこの会社の事務スペースには電気がともっていた。にも関わらず、人の出入りはない。周囲の商店はきれいに除雪してあるので、ビルの幅は10メートルほどだから周囲の商店で対応できないことはない。それをわざとのように除雪していないということは、おそらく普段の周囲の商店とのコミュニケーションも問題があるのだろうと推察した。この不動産会社には生涯お世話になりたくないと感じた。
 夕刻前の横浜駅はものすごい人出であった。雪に閉じ込められていた鬱憤を本日解放したような感じもした。
 夕食前に自宅に戻り夕食までの一時、久しぶりにウィスキーを飲んでみた。学生のころ、ある先輩が「冬こそウィスキー、ロックがうまい」と言っていたことをふと鮮明に思い出した。普段思い出すこともない名前だが、その先輩は今頃何をされているのだろう。いろいろとお世話になったことも思い出された。ふと昔のことを思い出す‥それは若くない証拠なのかもしれない。

大雪、一夜明けて‥

2014年02月16日 12時28分07秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨日の記事に通りがかり人様がコメントしてくれたが、雪で大変な奮闘されたとのこと。本当にお疲れ様でした。
 コメントを読んで感じたのは、雪というのは本当に体力が必要ということと、日ごろのご近所とのコミュニケーションというのは大切だということ、庭木などに対する愛着が人の活力の基なのかもしれないということ。
 これで体を壊してしまっては大変である。体のケアも忘れずにしていただきたいと思った。

 さて、本日はよく晴れているが気温が上がらない。雪解けに期待するのは太陽の放射熱ということになる。歩道のアスファルトの長所は濡れると黒くなり放射熱を吸収して温まり周囲の雪を融かすこと。たったスコップ1条分の筋でも歩道についていると太陽の熱でどんどん広がっていってくれる。太平洋岸、それも関東地方よりも南なら大いに活用してもらいたい雪掻きの方法である。表面を広く、しかし雪をちょっとでも残して除雪するよりも体力をあまり使わないですむ。
 そして車道と歩道の段差のない道では、側溝の幅だけでいいからそこを歩道代わりに桝から桝までは確実に除雪するのが、楽で手っ取り早い方法である。水が着実に桝に流れ込めば雪は自然に融けていく。これも体力をあまり使わないで済む除雪の要領である。側溝はアスファルトではなく多くはコンクリートだから黒くはないが、それでも白い雪面よりは太陽の熱を吸収するし、水の力で雪が融けやすくなる。


 私の住む団地の工事に伴う足場は、幸いにも積雪で倒壊などのことはなかった。各地では大きな爪痕、後遺症、余波などが報じられている。東北・北海道はこれからひどくなるところもある。被害がないことを祈りたい。

 雪掻きで疲れたので、昨日の夕食は「近くの焼き鳥屋さんで」と思った。が、皆考えることは似ているのか、お店は満員。残念ながら計画を断念して近くのお蕎麦屋さんで定食を食べた。しかし食べられなかったとなると無性に焼き鳥が食べたくなる。
 こんど外で食べる機会があったら迷わず焼き鳥店に入ることにしよう。


逃した魚は‥(古代史講座はハズレ)

2014年02月15日 15時37分20秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 横浜市歴史博物館が共催となっている古代史連続講座「壬申の乱を読みなおす」(講師:遠山美都雄) は「抽選ははずれ」の結果報告ハガキがやってきた。
 せっかく雪掻きをして郵便屋さんが届けやすいようにしたのに‥。といって郵便屋さんに八つ当たりしては申し訳ないのだが、逃した魚は大きい。「壬申の乱は皇位継承を巡る争いから」という常識ではない解釈を日本書紀の壬申紀から読み取ろうとする講座。前にも遠山氏の著作を読んだ覚えがあるのだが、すっかり忘れている。
 もう一度その著作を探してみることにするしかなさそうだ。



ようやく晴れ間

2014年02月15日 14時57分50秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明け方4時位から雪が雨に変わった。しかし気温は低くなかなか雪は解けない。ようやく9時過ぎから気温も上がり始めたが、雨がひどく雪掻きはとても無理な状態が続いた。
 11時少し前に北の空から急激に雲が無くなり、日が射し始めた。団地の多くの人が一斉に出てきて雪掻きを始めた。私もスコップを持って先週に引き続き参加。先週よりも雪も多いので、参加者が多かった。
 自分の住んでいる号棟の前が終わったのち、三方向の団地の出入口の内、北側に回って、団地周囲の公道部分の除雪を実施。雪が多い上に雨が降った所為で、雪がとても重い。結構つらかった。水気が多いので、排水先の桝を探すのが一番手っ取り早いのだが、雪が多くてなかなか見つけられない。しかし見つけてたまった水が気持ちよく呑み込まれていくのを見るのは実に気分がいい。水が切れれば雪掻きも楽になる。二時間ほど存分に汗をかいた。
 いつものように両腕の筋肉と両太ももの筋肉がだるい。そして腰の筋肉もだるい。たぶん明日にはこのだるさが痛さに変わる。今日は夜はじっくりとお風呂で温めて早めに寝た方が治りは早いはずだ。

 気温は10℃を超えているようだが、日差しがない。一時顔を出した太陽も12時過ぎには顔を隠してしまった。再び厚い雲が空を覆っている。

 深夜0時過ぎの東横線の衝突事故の報には驚いた。ほぼ終電車であったから後続の電車への影響も少なかったようだが、もっと早い段階の事故ならば影響は計り知れなかった。まさか親族がさらに後続の電車(多分終電車か?)に乗っていて、住んでいる家まで歩かされたとは予想もしなかった。原因は別として、今も後処理に携わる人は大変であろうし、影響を受けた人も普段以上の苦労をしている。交通機関の事故というものは影響が大きいものであることをあらためて実感した。

 朝一番の段階では、横浜-東京の間の交通がごく一部を除いて遮断された。京急本線・東海道線・横須賀線・湘南新宿ライン・東横線がすべて運休。京浜東北根岸線がかろうじて一部運転であったとニュースで聞いた。もっと北部で多摩川を横断する田園都市線・小田急線・京王線がどの程度の運転だったかわからないが、横浜線が動いていないので利用できない。このような事態はなかなかないものである。
 普段は何気なく多摩川を超えるということをしているが、いざとなるととても危ういものである。台風や強風、大雨で超えられなくなるだけでなく、雪でもその困難・脆弱性が露呈することが分かった。


雪掻きの要領

2014年02月15日 01時22分58秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
      

 大雪警報は昨晩17時前にに出てまだ継続している。
 今しがた玄関の外に出て見たが、雪が一時よりも少しだけ細かくなっている。雨ではないが、雪の結晶の形はとどめていないものが混ざっている。かといって霰ではないが、大きなぼた雪がいったん融けてからまた地上近くで凍ったような感じである。袖についた雪をよく見ると不定形の氷のようなものが多い。風に舞ってそれがときどきサーッという音をたてる。
 そして積雪はすごい。50センチの物差しを差し入れてみたら階段の下の三和土の部分で30センチを指している。吹き溜まりで40センチを超えている。横浜でこんなに降ったのは不確かな記憶では、1982(昭和57)年の時の3回ほど週末になると降った大雪以来ではないだろうか。

 朝になると気温が上がり、雨になるとの予想であるが、はたしてどうであろうか。雨が雪になると雪掻きも出来ない。雨と太陽の放射熱と気温上昇で雪が融けるのを待つしかないのだろうか。
 アスファルトの黒い面をスコップ1条分だけでも露出させると太陽の放射で融けるのが格段に早くなる。関東地方では雪が降りやんだ後は太陽が顔を出す確率が高いので、これが早く雪を解かすための雪掻きの要領である。
 そして排水を確保するために道路の側溝の雪をどけて桝を露出させるのが次にやることである。
 この二つのことが出来れば雪を早く溶かすことができる。シャーベット状になるとなかなか排水は進まないことも頭に入れておく必要がある。


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「こおりやま文学の森」「久米正雄記念館」

2014年02月14日 23時49分58秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
         

 11日に郡山市内を短時間見て回ろうということになり、駅から雪にスペル道を30分以上歩いたところにある「こおりやま文学の森」を訪れた。この敷地全体は雪に埋もれていたので、久米正雄記念館と郡山市文学資料館の二つの建物に入った。記念碑・句碑や敷地の散策は出来なかった。
 郡山駅から消防署、金透小学校、如宝寺、麓山(はやま)の杜、貯水池を通って文学の森まで2.5キロちょっと。

 最初に久米正雄の鎌倉の家を移築したという久米正雄記念館に入った。
 私がまずびっくりしたのは林倭衛の絵がかかっていたこと。久米正雄が対極にある林倭衛の絵を掲げているということが、今でもまだ理解できない。長野県の上田市出身ということのつながりなのだろうか。どういう経緯で絵が飾られていたのだろう。林は大杉栄の影響、「平民新聞」とのかかわり等については知っていたが、それ以上のことは知らない。久米正雄とどこで接点があったのだろうか。あるいは支援していたのであろうか。
 久米正雄という人は、私は読んだこともなく、芥川龍之介との深い交友関係があったことくらいしか知らない。文学報国会の事務局長であったことなども知りますます遠い存在で過ごしてきた。

 俳句の久米三汀なる人が久米正雄であることはつい最近知った程度である。
・我鬼窟に百鬼寄る日や夏芭蕉
・老人端座せり秋晴をあけ放ち
・春の雪ひとごとならず消えてゆく

 今回、資料館の方で夏目漱石の娘との結婚話、宮本百合子との恋愛などが詳しく展示されていた。
 資料館に展示されている作家で私が知っていたのは、高山樗牛、宮本百合子、玄侑宗久の4名だけ。それも読んだのは高山樗牛の「滝口入道」と宮本百合子の「貧しき人々」だけであった。




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「井上雅之」展(銀座井上画廊)

2014年02月14日 21時07分54秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 一昨年来お世話になっている井上雅之さんの個展「光のかたち、その変容」-雁皮紙によるコラージュ-が銀座で開催される、という案内をいただい。

日時 2014年2月24日(月)~3月1日(土)
11時~19時(初日13時~、最終日18時まで)
会場 銀座 井上画廊(銀座3-5-6井上商会ビル3階、松屋前)

 井上雅之氏ホームページは
    http://i-m-g819.jp/ -井上雅之・雁皮紙によるコラージュ-

 横浜で開催されていた個展を訪れて以来、いろいろと絵のことを教わったりしている。私も是非とも訪れたいと思っている。

   




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