まさに映像芸術、堪能させていただきました。今回はストーリーも明確で映画としても骨格のあるものとなっている。予知夢という切り口から運命に翻弄される展開はギリシャ悲劇さえ思わせる。ルーカス本領発揮。
映画は最初から最先端映画技術を屈指した映像ショー。これがルーカスの世界なんだ。
というのも、映画館でスターウォーズを見るのは、小生実は初めてなんでございます。ビデオとはまた違ったイメージを持てるかな . . . 本文を読む
陰鬱で暗い話だろうと思っていたら、ヒューマニズム溢れる一筋の希望を感じる良作だ。こういう人間賛歌は大好きだ。すべてのエピソード甲乙つけがたし。いいぞ。好きだなあ。
あえて言うと、私鉄キオスクの生態なんか、何か知られざる部分であり日常的でもあるので印象に残る。客から見た店員、店員から見た不特定多数の客のまなざし、視点。的確な描写が鋭い。また面白い。そのやり取りが心に響き、ぐっと来る。小品だが気持ちい . . . 本文を読む
小栗はまさに映像作家であることを再確認。映像と映像の間もりりしいぐらい的確だ。後半は美術が主役といってもいいほどワールドが画面を押し開いてゆく。素晴らしい映画世界。
設定といい、夢物語といいタルコフスキー的なものを強く感じた。
また一方、9年間も途絶えていたその創作上の苦悩も感じ取ってしまったが、、。
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