陰鬱で暗い話だろうと思っていたら、ヒューマニズム溢れる一筋の希望を感じる良作だ。こういう人間賛歌は大好きだ。すべてのエピソード甲乙つけがたし。いいぞ。好きだなあ。
あえて言うと、私鉄キオスクの生態なんか、何か知られざる部分であり日常的でもあるので印象に残る。客から見た店員、店員から見た不特定多数の客のまなざし、視点。的確な描写が鋭い。また面白い。そのやり取りが心に響き、ぐっと来る。小品だが気持ちいい。
こういうオムニバスものでは全体としての統一感もあり、それぞれのエピソードがつながっているところなど、秀逸です。
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あえて言うと、私鉄キオスクの生態なんか、何か知られざる部分であり日常的でもあるので印象に残る。客から見た店員、店員から見た不特定多数の客のまなざし、視点。的確な描写が鋭い。また面白い。そのやり取りが心に響き、ぐっと来る。小品だが気持ちいい。
こういうオムニバスものでは全体としての統一感もあり、それぞれのエピソードがつながっているところなど、秀逸です。
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「自殺なんかするもんじゃない!」というコンセプトで撮り始めたらしいこの映画。
ストレートなメッセージを避けて、仕方なく死に行く者への生前の人生をも尊重したり、メッセージがビシビシと伝わってきました。
長編が初めてだということで、今後も期待したい監督ですね~