かなり水準の高い映画。白黒だけど映像はホント美しい。ある阿呆の男の一生といえばそれで終わりだけど、嫉妬深くて切れやすくてそのくせ寂しがりやな男て近代的日本人の典型じゃなかったっけ。そういう普遍的な男の生き方を追うカメラ。凄い。
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時代を感じるなあ。出番が少ないC・Cの勿体ない使い方。でもそれだからこそラストが効いてるんだろうねえ。イタリアの犯罪ものでも、明るさがあるし、娯楽作としてはグー。小品だけどいい味わいが出てる。
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日本の美学。美しい家のたたずまい。調度品の優美。問題はだけど吉永だなあ。いつも思うけれど、演技が出すぎ。もっと抑えられないものか。石坂、大原、ミヤコ蝶々粋だね。おはんって、でもいやな女だね。こんな女の存在は許せないなあ。
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題材は現代のニューヨークに生きる様々な人間模様。と言いたいところだが、中身がなさ過ぎる。これで映像がピシッと決めていたらまだ楽しめるものを、、。E・バーンズ、監督としてはまだまだかな。映像処理的にはいろんなことを試してはいるが、、。
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