セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 94本、 演劇 72本

蒼き狼 地果て海尽きるまで (2006/日=モンゴル)(澤井信一郎) 40点

2007-03-06 21:23:39 | 映画遍歴
前半のダサさは目を覆うものがあり、演出というより脚本が練られていないせいなのだろう、ストーリーをなぞっているだけの連続には本当に辟易した。 後半になってくると、戦闘シーンがメインになってくるので、少し安心できるが、それでもエキストラの戦闘シーンは動きもなく、ただそこにいるだけなのにはびっくりした。 まあ、そこそこのドラマ的高揚もあるが、テレビドラマとそう変わらない。 新人のARAはいい女優だ。目を . . . 本文を読む
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パフューム ある人殺しの物語 (2006/独=仏=スペイン)(トム・ティクヴァ) 90点

2007-03-06 21:22:47 | 映画遍歴
普通に作ると単なるカルト映画なのだが、大資本では豊穣感いっぱいの芸術映画に仕上がっているところが面白い。 ネタバレ 途中で連続殺人を難なく続ける辺りはちょっと風俗っぽくなったなあと思ったが、最高の女性を狙う辺りからまた芸術至上主義的な香りがしてくる。 映像もどのシーンをとっても絵画的で色も豊穣ですこぶる美しい映像だ。好きです。こんな映画が好きです。 セットにもお金をかけていて贅沢この上ない。最 . . . 本文を読む
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ボビー (2006/米)(エミリオ・エステベス) 70点

2007-03-06 21:21:53 | 映画遍歴
それにしてもシャロン・ストーン老けました。エンドクレジットで名を見つけたけれどそれでも分からなかった、、。 日本人には兄ほど有名でない弟R・ケネディーの暗殺に至るホテルでの人間群像劇。現代におけるグランドホテル形式映画では秀逸なカメラ回し。多すぎる登場人物も分かりやすく気にならない。脚本、演出が手馴れているからだろう。好感が持てます。 R・ケネディーの人となりがあまり知らないので画面からしか知る由 . . . 本文を読む
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