セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 92本、 演劇 70本

ボビー (2006/米)(エミリオ・エステベス) 70点

2007-03-06 21:21:53 | 映画遍歴
それにしてもシャロン・ストーン老けました。エンドクレジットで名を見つけたけれどそれでも分からなかった、、。
日本人には兄ほど有名でない弟R・ケネディーの暗殺に至るホテルでの人間群像劇。現代におけるグランドホテル形式映画では秀逸なカメラ回し。多すぎる登場人物も分かりやすく気にならない。脚本、演出が手馴れているからだろう。好感が持てます。
R・ケネディーの人となりがあまり知らないので画面からしか知る由もないが、フラットで自由過ぎ、体制派からは危険人物というのも伺える。「アメリカは思想を受け入れないのではなく、変化を好まないのだ」というモノローグもなるほどとうならせる。これはアメリカだけのことではないような気もする。
22人のエピソードもラストの暗殺現場に集中力が高まりなかなかの迫力。

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