北条氏がなかなか落ちずという歴史的事実は知ってはいたもののこういう話だったんだ。前置きの市村正親 辺りがちと臭いが、意外と颯爽としている三成の上地雄輔 、出しゃばらない山田孝之のすがすがしさ、佐藤浩市の相変わらずのカッコよさ、魅せまする。
でも何と言っても萬斎じゃろう。これだけオーバー演技をしていて観客を引きつけるのは彼のパワーが全開しているせいだろう。終わりの小舟の田楽はもう国宝ものの芸。すご . . . 本文を読む
90分ぐらいの、分かりそうで分からない、それでいて明るく、楽しい、結構人を牽き付けてしまう即興的なユニークな演劇でした。
結局何を言いたいのか分からなかった気もするが、そんなものは初めからないのかもしれません。女の子も可愛いし、男の子たちと適当にカッコよく、それらに何故かしらロボットが重要な役柄を占めており、後々印象に残る楽しい演劇でした。
こういう軽そうな演劇こそシナリオ作りも難しいはずだし . . . 本文を読む
うーん、昨年俳優座の「カラマーゾフ」を見た時も感じたことなんだけれど、言い方悪いけど臭いんだよね。臭うんだよね。新劇という何かワカラナイ匂いがするんだ。
結構僕も演劇をいろんなジャンルで見るようになって、あまり見なかったのが新劇でございの本丸演劇だ。文学座も考えたら最近では久しぶりの観劇で、また新しくなってるのかなあと思っていたら実はそうではなかった、という感想。
この演劇、時代設定が少々古い . . . 本文を読む