うーん、昨年俳優座の「カラマーゾフ」を見た時も感じたことなんだけれど、言い方悪いけど臭いんだよね。臭うんだよね。新劇という何かワカラナイ匂いがするんだ。
結構僕も演劇をいろんなジャンルで見るようになって、あまり見なかったのが新劇でございの本丸演劇だ。文学座も考えたら最近では久しぶりの観劇で、また新しくなってるのかなあと思っていたら実はそうではなかった、という感想。
この演劇、時代設定が少々古いと思うけれど、海女の装束で女人が立ち回るとそれだけで何か時代を感じてしまう。一人一人の演技は練られており立派の一言。文句のつけようがない。だがこの演劇から自分が何を得たかと言うとうまく明確には答えられないもどかしさが残る。
まさか観客の年齢構成から出し物を決めているわけではないだろうが、この演劇と観客の高年齢層ぶりにおたおたしてしまう自分を感じた。
それにしても館内は暖房がきつく30度近くはあったのではないだろうか、、。外は7,8度なのにその環境差に驚く。実は入る時にそれだけで疲れてしまっていたのだ、、。
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