パガニーニって知ってそうでそれほど知らない音楽家だ。残っている曲も少なく、一方で狂気のヴァイオリニストって、またそんな題名付けて、と思っていたら、、
彼はあまりに巧み過ぎて悪魔に魂を売ったヴァイオリニストだと当時は真剣に思われていたようです。演奏会でもクラシック風の静かな雰囲気ではなく、まるでロックコンサートのように若い女性が失神までしてる。なんと今のクラシックコンサートと違うことよ、と面白い。 . . . 本文を読む
最近本を読んでいなくてホント久しぶりのミステリーだ。何か思わせぶりではあるが、文章表現は確かである。しかも読みやすい。実際200ページもないぐらいであっという間に読んでしまう。
ミステリーが面白いから読んでしまうという一気読みではなく、ただ流れに任せるまま読んでしまうという不思議な作品であった。
でもこれって、題材は確かにミステリー風ではあるが、本当にミステリーなんだろうか。読者が入り込む何か . . . 本文を読む