舞台劇。二人芝居。そして出し物はマゾ。人間とは不可思議なもの?演出家はポランスキーそっくりの男優アマルリック。風変わりな気まま女はポランスキーの妻セニエ。おお、何とこのシチュエイションだけでもう十分Mでございます。
やはりセリフだけでどんどんシチュエイションが変わるこの映画、膨大なセリフ量、ワンシーンワンカットの多用(実はそうでもないところがポランスキーの成熟したところ)等々で、実はうすうす解っ . . . 本文を読む
思ったよりなかなかの作品でした。プラビが高倉健ばりの役をこなしているが、結構決まっている。対するローガン・ラーマンも僕たちの視線で戦争を体験しており、実はこの映画は彼を通して、戦争を知らない人類への啓蒙映画としての役割も果たしている。
ローガン・ラーマンの挙動は一つ一つ僕たちの姿である。急に目の前にこの人間を殺せよと言われても異常者でない限り即殺戮するのは無理であろう。そんな水平な視点でこの映画 . . . 本文を読む