入ってすぐ、あの巨大で傾いた宇宙船を見る。今まで様々な大道具を見て来たけど、これは何か宇宙物理学の匂いがする。そう思ったけど、劇は地球が宇宙に浮いているなどアインシュタインとはほど遠いものだった。
でもだから面白かった。この劇団、随分見てきたけどどんどん洗練されてきているね。俳優連中みんな若いし、それにみんな一人一人でも十分主役はれるぐらいうまい。かっこいい。見ているだけで惚れ惚れする。
随分 . . . 本文を読む
初めての劇団。でも主宰者の竜崎だいちさんは他劇団でも見ており、また2,3人は知った顔のいる劇団であった。
導入部から意味深で、謎の多いウガツを知るためにゼンカは山に入ってゆく。さてそこには、、。
大道具が何かしらロールプレイングゲームのいでたちで、軽めの劇なのかなと思ったら、とんでもない、舞台は炭鉱を意識し、明るさも控えめで、終始薄暗い採光での劇である。何人ものウガツが登場してくるので当初ちょ . . . 本文を読む