舞台の奥に大きく掲げられている大坂の808橋地図。ずっと思ってたんだけど、東が上にある。その架空線上には大阪城が。現代の地図とは随分感覚が違うが、当時は大阪城を東西に発展していたせいだろうか。
これに目をつけた林は西方浄土とミックスすることにより、不思議な大阪噺を見せてくれた。
林の作品は能との融合劇でも知られるように、奇想天外な宇宙的な構想に身近な話をくっつける。これがまたたまらないほど面白 . . . 本文を読む
期待して観たせいなのか、随分とのどかで主人公の心象が見えてこない。全体にオブラートをかけた感じで、突っ込まないところが苛立たしい。
サリンジャーも一高校生にサービスし過ぎで、鼻白む。題名が良過ぎたかなあ、、。 . . . 本文を読む