うまくつけた題名。お気に入り俳優イーサン・ホーク。彼とは「いまを生きる」からずっと映画で一緒に過ごしてきた感がする。少年だった彼も今や立派な大人。でもまだやんちゃな感じが漂ういい俳優だ。
そんな彼は今回、年だけは取っていても青年のまま現役を離れたシンガーを演じる。気づけば子だくさん、孫まで生まれてしまうオジン歌手である。イーサン・ホークだから嫌味はない。
外人って、40代になっても子供のままな . . . 本文を読む
なかなか導入部から面白い。クロイツパイントナーは映画の仕組みを十分分かってる。そんなことを考えながら、どんどんミステリー仕立ての展開・幼馴染の恋人との恋愛を絡ませ、終局に持って行く技は褒められる。
完全黙秘の被告から全くデータを与えられず、自分一人で謎解きをして行く過程が意外と楽しい。題名・題材から想像できないエンタメ要素もある。この辺りはこの監督、映画に長けた人だ。
そして徐々に、そしてスピ . . . 本文を読む