セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 71本

銀河鉄道の父 (2023/日)(成島出) 80点

2023-05-15 08:35:13 | 映画遍歴
東北岩手の星、いや日本の星である宮沢賢治の家族の物語である。そこではいわゆる伝記もののスタイルはとってはいない。そこには日本のごく当たり前のどこにでもある家族の思いが凝縮され、みなぎっている。 賢治を才能豊かな芸術家風になぞらえていないところがこの作品の魅力である。ごく普通のでくの坊息子のようにさえ見えるところがほほえましい。そんな語り口がたまらん。 妹トシのはかない終わりのシーンは雪が幻想的 . . . 本文を読む
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