テキサスでの退屈な毎日の繰り返し、強制的な美人コンテスト出場、そして新たな出発への出口がローラーゲームというちょっと古めかしいお決まりの青春話でした。それとも吾輩が青春からとうに離れてしまっているからでしょうか、ある意味退屈気味でもありました。
主演の【エレン・ペイジ】が断トツに輝いている女の子というのは間違いないです。でも、あのローラーゲームを戦い抜くには体が小さすぎる。映画ではその小ささを器 . . . 本文を読む
何とか人並みに休みはいただいて、休みには映画だけは見に行っている。最近、例えばマイル数を気にしなくなったので、本当に見たい映画だけを見るようにしている。
でもこれがいいことなのかどうか、、。
TOHOシネマズで6000マイルを稼げばひと月映画が無料である。6000マイルといえば映画の時間でもあるので、大体1本の映画が100分だとすると年に60本を見ることになる。月平均だと5本なので大したことがな . . . 本文を読む
この題名の付け方。こうそのまま書かれたら逆に映画館に駆けつける人も少なくなるのではないか、と僕は思うがそうでもないのだろうか、、。
とこんなことを考えながらスクリーンを見ていました。でもこの映画、丁寧な映像の作り込みで、映画を見ている間はとてもしっとりといい時間を僕たちに与えてくれます。話と話の間もいいです。どうということのないエピソードが続くだけなのですが、これが自然で人間がそこに生きていると . . . 本文を読む
社会の狭間にいる青年たちの日常を鋭く見つめた青春の一編、と通り一遍風にこう書いちゃえばば何となく自分自身が高踏的で厭な人間に思えてくるほどだ。
どこにでもいそうなうだつの上がらない青年群。世間からはほとんど無視されているかのような若者たち。明日を目指してはいるが、金も時間も根気もない、ぐーたらな日常が待っているだけ。そんなどこにでもいる若者がひょんなことからまさかと思う殺人の場に遭遇してしまう。 . . . 本文を読む
題名が少々気恥ずかしく、チケットを買う時に苦労したが、それにしても相変わらずこのスタイリッシュな男気、映像を見せられては、恥ずかしくもにんまりしてしまう自分に気づく。
結構、作りは雑ですね。何故会計士夫婦を家で襲撃して殺すのか、とかそのうち記憶をなくしてしまう銃弾が脳に入っているご都合モードなど、見ていて馬鹿馬鹿しくもなるが、その考え尽くしきっちりとはまっている映像、そして子供っぽい思考回路など . . . 本文を読む
何か話が似ているなあと思ったらやはり【西原理恵子】原作もの。『女の子ものがたり』に設定がほとんど同じ。そしてテーマはさびれた町唯一の社交場であるパーマ屋での女性たちによる「男の品定め」である。
源氏物語の「雨夜の品定め」は男が女を語るある意味女性論である。男性たる吾輩はやはり興味津々たるものがあった。(でも、女たる紫式部を通しての女性論だが、、)
しかし、この映画は逆バージョンである。女性にはな . . . 本文を読む