この題名の付け方。こうそのまま書かれたら逆に映画館に駆けつける人も少なくなるのではないか、と僕は思うがそうでもないのだろうか、、。
とこんなことを考えながらスクリーンを見ていました。でもこの映画、丁寧な映像の作り込みで、映画を見ている間はとてもしっとりといい時間を僕たちに与えてくれます。話と話の間もいいです。どうということのないエピソードが続くだけなのですが、これが自然で人間がそこに生きていると . . . 本文を読む
社会の狭間にいる青年たちの日常を鋭く見つめた青春の一編、と通り一遍風にこう書いちゃえばば何となく自分自身が高踏的で厭な人間に思えてくるほどだ。
どこにでもいそうなうだつの上がらない青年群。世間からはほとんど無視されているかのような若者たち。明日を目指してはいるが、金も時間も根気もない、ぐーたらな日常が待っているだけ。そんなどこにでもいる若者がひょんなことからまさかと思う殺人の場に遭遇してしまう。 . . . 本文を読む
題名が少々気恥ずかしく、チケットを買う時に苦労したが、それにしても相変わらずこのスタイリッシュな男気、映像を見せられては、恥ずかしくもにんまりしてしまう自分に気づく。
結構、作りは雑ですね。何故会計士夫婦を家で襲撃して殺すのか、とかそのうち記憶をなくしてしまう銃弾が脳に入っているご都合モードなど、見ていて馬鹿馬鹿しくもなるが、その考え尽くしきっちりとはまっている映像、そして子供っぽい思考回路など . . . 本文を読む