こう言っては失礼だが、意外とまともに丁寧にオーソドックスに作った映画です。いつもの粗さもほとんど見られず、いい意味でタランティーノらしくないね。
映像から目の前に繰り広げられる例えば映画看板の題名なんかは「ジョアンナ」があったり、これは知る人ぞ知る秀作なので、僕は素直にタランティーノに敬服し、脱帽する。
すべてこの感じで進む映像のオンパレードで、実に深く楽しいノスタルジーがあふれている。この執 . . . 本文を読む
このシリーズ、遅まきながら初読みです。
一応ミステリーとして読んでいるので、通常の本格物からは随分とかけ離れた分類に属するミステリーなんと言っていいんでしょうか。
読みやすく、ついつい先を行ってしまうので、そのまま最後まで読んでしまったが、ただ「面白い読みもの」として終わっているのではないか、そんな感想を持ちました。
ミステリーファンとしては、俎上に全く乗らない娯楽小説とでもいうとファンの方 . . . 本文を読む