
なんと、、、とてもメチャ面白い。470ページもの長編だが、読みやすく、二人の探偵にはピュアな絆がある。これだけでも十分読める。ある意味愛のハナシでもある。
幽霊と小6女子児童との組み合わせ。ミソは幽霊だからどこにでも飛んでいき、警察なら調書も十分見られる。裏取りはそういう便利組織が真実を即伝えてくれる。
まあ、こういう使ってはいけないかもしれないツールを禁じ手というなら、このミステリーは成立しない。でもそれをスルーするなら、現代ミステリーで最高のものを方丈は我々に提供してくれた。それほどものすごい本格ミステリー(少し疑問だが)である。どんでん返しのき売り返し。いやあ、ワクワクさせられたよ。
ミステリーって、ホント、日日進歩している。というか、それをやらないと、読者から見捨てられるのかなあ、、。若い著者を読者が求めているのである。難しい分野でもあるなあと正直思う。力作!
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