南さつま市加世田大崎にある八坂神社を紹介します。
八坂神社拝殿。
1802年、大雨で万之瀬川の流れが現在の場所に変わったあと、港は小松原から新川に移り、大崎の商人は新川港を利用して長崎や瀬戸内と交易しました。
大崎は、南薩でも有数の商業地となりました。
本殿。
1844年、大崎の商人たちは、商業の守り神として万之瀬川跡に祇園神社を建て、明治初年、八坂神社となりました。
境内の祠。
右の祠内にある恵比寿様。
祇園神社を建てたとき、武士が寄進した手水鉢。
拝殿には、明治4年に大崎浦の二才中が寄進した絵馬があります。
南さつま市指定文化財です。
南さつま市金峰町高橋にある玉手神社です。
拝殿の上にある鯉の彫り物。神社で鯉の彫り物は初めて見ました。
境内にあるまむし石。まむしに噛まれないというご利益があるそうです。
ここには高橋貝塚があります。
遺物は見られないので、看板を掲げておきます。