鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

神之川源流を訪ねて(4)

2012-03-22 | 源流を訪ねて

大田発電所の堰を後にして上流へ行きます。

 

大渡橋を下流から見る。

ここには、かつて岩永三五郎が架けた石橋がありました。

 

大渡橋の碑。この文字は、西郷隆盛が書いたものだそうです。

 

説明文。

岩永三五郎に西郷隆盛、この石橋は残してほしかったですね。

 

大渡橋から上流を望む。

 

少し上流へ行くと、伊集院町大田に報恩寺橋があります。

 

左岸から見た報恩寺橋。

 

報恩寺橋から下流を望む。田園風景が広がります。

 

伊集院の町から妙円寺団地に行く途中にある神之川大橋です。

 

神之川大橋から上流を望む。伊集院の町が見えています。

 

橋のたもとに、平野二郎国臣の歌碑があります。

平野国臣は福岡藩士で、西郷隆盛と親交がありました。幕府に追われる僧月照を薩摩まで連れてきます。

西郷、平野、月照は日向へ行くため錦江湾に舟を出し、西郷と月照が身を投げて心中を図り、平野の助けで西郷は息を吹き返しましたが、月照は亡くなりました。

 

我胸の 燃ゆる思ひにくらぶれば 煙はうすし桜島山

恋の歌と思っている人もいるようですが、平野の国を思う歌です。

今回は、西郷隆盛に関する史跡が二つありました。

 

神之川源流の旅を一休みします。

コメント (8)
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