阿久根市役所の近くに、はまじんちょう公園があります。
公園に池があり、ハマジンチョウの群落があります。
海水と淡水が混じるところに生育します。
阿久根が自生の北限地で、県の天然記念物です。
ハマジンチョウ(浜沈丁、ハマジンチョウ科)の花。
花の時期は1~4月で、盛りは過ぎていますが少し咲いていました。
ジンチョウゲ(沈丁花)と異なり、香りはあまりしません。
池の隣にある鳥越古墳群1号墳です。
塩鶴町にあったものを、ここに移設したものです。
内部に展示されている石室。
安山岩の扁平な板石を小口積みにしています。4世紀の古墳で県内最古のものです。
他の花も見ていきましょう。
コバノタツナミ(小葉の立浪)シソ科
花の形が波頭に似ていることからです。
マルバウツギ(丸葉空木)ユキノシタ科
マルバウツギのアップ。
5枚の白い花弁を持つ花が密集しています。
シロバナタンポポ(白花蒲公英)キク科
名前のとおり、白いタンポポです。
黄色いのは、セイヨウタンポポ。