鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

ハマジンチョウ他

2012-04-20 | 植物

阿久根市役所の近くに、はまじんちょう公園があります。

 

公園に池があり、ハマジンチョウの群落があります。

海水と淡水が混じるところに生育します。

 

阿久根が自生の北限地で、県の天然記念物です。

 

ハマジンチョウ(浜沈丁、ハマジンチョウ科)の花。

花の時期は1~4月で、盛りは過ぎていますが少し咲いていました。

 

ジンチョウゲ(沈丁花)と異なり、香りはあまりしません。

 

池の隣にある鳥越古墳群1号墳です。
塩鶴町にあったものを、ここに移設したものです。

 

内部に展示されている石室。

安山岩の扁平な板石を小口積みにしています。4世紀の古墳で県内最古のものです。

 

他の花も見ていきましょう。

コバノタツナミ(小葉の立浪)シソ科

花の形が波頭に似ていることからです。

 

マルバウツギ(丸葉空木)ユキノシタ科

  

マルバウツギのアップ。

5枚の白い花弁を持つ花が密集しています。

 

シロバナタンポポ(白花蒲公英)キク科

名前のとおり、白いタンポポです。

 

黄色いのは、セイヨウタンポポ。

コメント (6)
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