姶良市にある火山を3つ紹介します。現在活動している火山ではなく、火山の跡です。
蒲生町の中心から県道を漆のほうへ行くと、米丸というところがあり、そこに円形をした広い水田地帯があります。
米丸マールという火口の跡です。
別の角度から見た米丸マール。
マールは、マグマ水蒸気爆発で出来た火口で、爆発が激しいため噴出物が遠くへ飛ばされ、周辺に噴出物が少ない火口です。
広大な水田が広がっています。
飛行機から見た米丸マール。円形をしており、火口だとわかります。
米丸マールの東に、台地状の山がありますが、これも火山で青敷といいます。
前の写真の反対側から見た青敷。
近景。溶岩の岩壁があります。
岩壁の右側に、雨のあと現れる青敷滝がありますが、このときは落ちていませんでした。
青敷の東、蒲生町と姶良町の境に、以前紹介した住吉池があります。
これも米丸マールと同じく、マグマ水蒸気爆発で出来た火口です。
約8200年前の噴火で出来ました。農業用水の水源地になっています。
火山は、噴火災害をもたらしますが、温泉や景観などの恵みも与えてくれます。
米丸マールは農地、住吉池は水源という恵みを与えてくれています。
自宅の庭のアジサイです。3株植えていますが、大きくなって庭を占領しています。
アジサイの色は、土壌で決まるそうです。
同じ庭だから土壌は同じだと思いますが、こちらは白いアジサイです。