明けましておめでとうございます。皆様にとりまして、いい年でありますよう祈念します。
鹿児島市下田町にある関吉の疎水溝(せきよしのそすいこう)を紹介します。
稲荷川の上流の棈木(あべき)川です。左岸(写真右)の道を上流へ行きます。
棈木川左岸にある関吉の疎水溝です。島津斉彬によって行われた集成館事業の工場群の動力は水車でした。
磯地区に水を引くため、1852年、この水路が整備されました。磯までの延長は7kmです。
水路の所から見た棈木川。
大小さまざまな滝があります。
この疎水溝は、2015年、集成館事業の史跡とともに世界文化遺産に登録されました。
今でも一部が、かんがい用水として利用されています。
右岸にも水路があり、そこから落ちる滝です。
正面の滝の所が取水口です。
水門があります。
この先は立ち入り禁止です。
滝の上流が取水口です。
以前は、訪れる人も少なかったですが、文化遺産に登録されてから見学者が増えました。ガイドもいます。