日本語の難しさの要因はいろいろあるが、最大の要因は漢字であろう。
まず、漢字は幾通りもの読みがある。
女という字は1字では「おんな」と読む。男女は「だんじょ」であり「じょ」と読む。
ところがこれに老若が付くと「ろうにゃくなんにょ」となり「にょ」と読む。乙女は「おとめ」であり「め」と読む。
「十一月三日は日曜日で祝日で、めでたい日です」
この中に日という漢字が5回出てくるが、順に「か、にち、び、じつ、ひ」と読む。
これだけではない。漢字はどう読んでもいいのである。
植物のサルスベリは、樹皮がすべすべしており、猿が滑るという意味だから「猿滑」という漢字を当てるのが妥当であるが、「百日紅」と書き、紅い花が長く咲くという全く別の意味の漢字を当てている。
最近はやりのキラキラネームでは、海と書いて「まりん」、天音と書いて「そぷら」と読ませるなど、その漢字本来の読みでないものが多く、かなを振らないと読めない。
ある文字に幾通りもの読みがある、どう読んでもいいなどというのは、世界広しといえども日本語だけであろう。
同音異義語が多いのも漢字の特徴である。
「こうてん」には好転、後天、交点、公転、光点、高点、好天、荒天などがあるが、いい天気(好天)、荒れた天気(荒天)と正反対の意味なのに、どちらも「こうてん」とはまぎらわしい。
好天と荒天なら「好天に恵まれ」のように前後の文脈で見当が付くが、私立と市立などは耳で聞いただけでは区別がつかず、文字を見ないとわからない。
新字と旧字の問題もある。
桜井という姓は、旧字の櫻井と書く人も多い。
「さいとう」は、斉藤、斎藤 齋藤、齎藤など実に多く、「さいとう」さんと聞いただけではどの漢字かわからない。
日本の漢字は、世界の言語の中でガラパゴス化しており、日本語を学ぶ外国人の苦労は想像に難くない。
漢字は難しいです。
頭を使いますね。
テレビで漢字を使える外国人を見ると、本当にすごいな~と思います。
こんにちは。
漢字は日本人でも難しいですからね。
外国人には難解な言語でしょうね。
それを操る外国人はすごいです。
今日の私の記事で クイズで当たったのは
カナリヤ の漢字でした。 最近はクイズ流行りです一つの文章で 日 の5つの読み方 👏👏
素晴らしいですね。
友人の名前にも 渡邊 岩﨑 古澤 ややこしい人がいっぱいいます。
日本語は楽しい… ありがとうございます。
今日もいい日でありますように
また同じ漢字でも意味が違う事もあるので辞書で
調べたりしています。
私の名前の一部は旧漢字なので活字では打てない
事もあります。
こんにちは~
ある文字をどう読んでもいいなんて、外国人には理解できないかもしれないですね。
漢字の本場の中国でも、そんなことはないですからね。
カナリヤの漢字、書けません。
最近は、旧字で性を書く人が増えましたね。
こんにちは~
漢字の読み方は色々ですね。
日本人でも難しい時があります。
名前の一部が旧漢字で、活字が打てないことがあるんですか。
それは不便ですね。