鹿児島市五ケ別府町三重野にある三重野観音を紹介します。
道路から階段を少し上がったところにあります。
岩屋(洞窟)にある岩屋観音です。
岩屋観音はあちこちにありますが、ここは岩屋の上にクスノキの大木があります。
クスノキ。観音様を祭った当時からあったものでしょうか。
だとしたら、クスノキと岩屋が一体となった神聖なものと考えたのかもしれません。
岩屋は、高さ2m、奥行き1.5mです。
薩摩藩では、一向宗弾圧で隠れ念仏を祭りましたが、ここもそのひとつと考えられています。
岩屋の壁に掘られた観音様。
多くの岩屋観音は、観音様を安置しているだけですが、ここは岩に掘られています。
歯の神様としてお参りする人が多いそうです。
わ~、立派な楠木ですね!
これ一本で森を作っている感じです。
う~ん、立派です~。
立派だけでなく、岩屋観音と一緒になっているところがなんともいいですね。
祠だけじゃなく 上の方に目や角まであるみたいで
何だか龍に見えますね。。 樹に魂・・・・宿るはずですね。。
楠が素晴らしいと思いました。
>岩屋の壁に掘られた観音様。
外側から岩をくりぬいて 浮き彫りにしたんでしょうか。。
信仰の篤さが伝わるようです。。。
見つけると誰にも教えたくない自分だけの嬉しい気持ちになりますなあ。
そんな風景がいたるところにあります。
森の中でこんな観音様を見つけると、嬉しくなりますね。自分だけの秘密にしておきたくなります。