薩摩川内市入来町の史跡を紹介します。
寿昌寺の仁王像です。寿昌寺は入来院氏の菩提寺でしたが、廃仏毀釈で廃寺になりました。
阿像。下半身がありませんが、ある人が切り取って石臼を作ったためで、その人は仏罰を受けて歩けなくなったそうです。
吽像。製作年代は江戸初期と考えられています。
仁王像のところから階段を登ると、お石塔があります。入来院領主家代々の墓地を、お石塔といいました。
お石塔です。
奉納された手水鉢。
六地蔵塔。
上に地蔵さんが刻まれています。
入来院氏代々の立派な墓がたくさん並んでいます。
観音像です。
僧侶の墓地に地蔵があります。
お墓が立派ですね。
手水鉢は丸に十ですか? 島津の方なんですね。
観音様もお地蔵さまも壊されてないのに
どこも仁王像が壊される。
仁王像は屋外で 小さな仏像は 隠した こともあるでしょうが
何だか 仁王像って 武士のようだからかな?
>その人は仏罰を受けて歩けなくなったそうです。
可愛そうに・・・
それを伝えた人たちは 本当は 廃仏毀釈で壊した人に
罰が当たるぞー って言いたかったでしょうね。
今日は 桜のころのような 北九州です。
入来院氏の子孫は、今も入来麓に住んでいます。
茅葺門の家もそうです。
歴史のある家を守るのは、大変でしょうね。
仁王像は、上半身だけでも、力強さが伝わってきます。
実際は、廃仏毀釈で壊されたのかもしれないですね。
それを、こういう言い伝えにしたのかもしれません。
数日前の寒さが嘘のような温かさですね。
下半身で石臼を作った人がいたんですね。
生活感あるな~
悪いことでしょうが、思わずクスッときました~
鹿児島の仁王像は、ほとんど破壊されていますが、廃仏毀釈によるものです。
案内板によると、これは違いました。
本当に、これで石臼を造った人がいたんでしょうかね。