鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

藺牟田池

2012-11-10 | 水辺の風景

秋の藺牟田池を訪れました。

 

藺牟田池は、薩摩川内市祁答院町にある周囲4kmの火口湖です。

 

岸辺に木橋がありました。

 

木橋から見た池。周囲の山は外輪山です。

 

岸辺に桟橋があり、白鳥と鴨がいました。

 

白鳥と鴨のアップ。

 

泥炭質の浮島。藺牟田池は、この泥炭質の浮島があることが最大の特徴で、大正10年に国の天然記念物に指定されました。

泥炭は火口の湿原に生育した草木が堆積して炭化したもので、これから何万年もかけて石炭に変化します。石炭が形成される最初の段階を観察できるところです。

 

斜面に広がる茶畑。右は飯盛山です。

 

池の西側は湿地帯になっています。

 

点在する浮島。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸橋他

2012-11-08 | 石橋

薩摩川内市の石橋を4つ紹介します。

 

樋脇町市比野にある幸橋(みゆきばし)を右岸から見たものです。

藤本小学校から、県道を挟んで反対側にあります。地域の生活道路です。

 

上流から見た幸橋。蔦が絡んでアーチがよく見えません。

 橋長:10m

 幅員:3.2m

 架設年代:明治33年

 

上流から見た近景。ここからはアーチが見えます。

 

幸橋の少し上流にある木場橋(こばばし)を左岸から見たものです。

これも地域の生活道路です。

 

下流から見た木場橋。

 橋長:7.7m

 幅員:2.3m

 架設年代:昭和9年

 

下流から見た近景。

 

樋脇町村子田にある村子田橋を左岸から見たものです。

地域の幹線道路に架かる橋です。

 

下流から見た村子田橋。下流は拡幅されています。

 橋長:4.57m

 幅員:4.75m

 架設年代:不詳

  

上流から見た近景。

 

久住町にある太鼓橋を下流から見たものです。

 

近景。壁石はなく、アーチのみの橋です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

獅子島バス旅行

2012-11-06 | 食べ物

鹿児島県最北端の島、獅子島へのバスツァーに参加しました。

 

長島の諸浦港から獅子島まで、天長フェリー「ロザリオ」で20分です。

 

天長フェリーの船長さんのご好意で、特別に操舵室を案内してもらいました。

 

獅子島の片側(かたそば)港に到着です。

 

島内は、天長フェリーの船長さんに案内していただきました。

立石港に漁師さんがやっている食事所があり、そこで昼食です。大漁旗がお迎えです。

 

今回のツァーのメインイベントです。

3組の漁師さんご夫婦でやっています。

 

食べきれないくらいの魚料理が並びました。

 

魚の炭火焼。一人1本食事に付いたほか、1本250円で販売しています。

 

獅子島は化石の産地として有名です。食事の後、化石採取を行いました。

 

二枚貝の化石ゲット。

 

片側港にある、クビナガリュウとアンモナイトの模型です。獅子島で化石が発見されました。

 

島内一周しました。これは、鹿児島県最北端のタグイ崎で、向こうは天草の島々です。

ここから、県内最南端の与論島まで600kmです。

ちなみに、与論島から獅子島にお嫁に来ている人がいるそうです。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入来麓

2012-11-04 | 史跡

薩摩川内市入来町の、入来麓を紹介します。

入来支所(旧入来町役場)付近です。

 

清色城跡。今は入来小学校になっており、校舎はお城をイメージした造りです。

入来は、1247年に下向してきた渋谷氏(入来院氏)によって、明治維新まで治められてきました。その動向を記す「入来文書」はアメリカで英訳出版され、日本の封建制度を知る貴重な資料となりました。

 

城跡にある石橋の御仮屋橋。

 

側面から見た御仮屋橋。

 

麓(武家屋敷跡)を散策しました。武家門の家です。

 

入来麓は、きれいな玉石の石垣が特徴です。

 

新しい武家門の家がありました。

 

入来麓で一番有名な「茅葺門」です。入来院氏の住宅です。

 

茅葺門の隣の犬ノ馬場(いんのばば)。通りには、何々馬場という名前がついています。

 

石倉がありました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬頃尾の田の神他

2012-11-02 | 田の神

稲刈りもほぼ終わりとなった10月下旬、薩摩川内市祁答院町の田の神を訪ねました。

 

県道宮之城加治木線の馬頃尾(まころべ)バス停の三叉路を東へ少し行くと、道路右側にある馬頃尾の田の神です。

 

自然石に掘られ、赤と黒と白で彩色されています。

 

実った田んぼを見つめています。田の神は、やはり田んぼの脇にあって、田んぼを見ているのが一番似合います。

 

前の田の神からさらに東へ行くと、道路左にこの田の神があります。祁答院温泉の少し手前です。

 

これも赤と黒と白で彩色されており、右手にメシゲを持っています。

頭に被ったシキが大きくて立派です。

 

道路の向こうの田んぼを見つめています。

 

馬頃尾三文字バス停から、県道を北へ行ったところにある田の神です。

 

この付近の田の神は、同じように彩色されています。

 

稲刈り中の田んぼを見つめています。

 

次は隣の入来町の田の神です。これは天貴美(あまきび)にある天貴美の田の神です。

 

表情ははっきりしません。右手にメシゲを持っています。

 

前の道路は、県道川内加治木線です。

 

入来町の原(はる)公民館前にある原の田の神です。

 

文字型の田の神です。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする