鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

大里川石橋紀行(3)

2012-12-10 | 石橋

大里川支流の石橋探訪を続けます。

 

皆田小学校の南にある松尾橋を左岸から見たものです。

 

下流から見た松尾橋。

 橋長:6.3m

 幅員:3m

 架設年代:大正後期?

 

下流から見た近景。

 

上流より。上下流とも拡幅されています。

 

松尾橋の上流にある西立山橋を左岸から見たものです。

 

上流から見た西立山橋。

 橋長:5.2m

 幅員:3.6m

 架設年代:昭和34年3月

 

下流から見た近景。

 

大里川本流に戻ります。左岸から見た下山橋です。

 

上流から見た下山橋。

 橋長:14m

 幅員:3.5m

 架設年代:昭和2年4月29日

昭和天皇誕生日を祝って完成したんでしょうか。

 

上流から見た近景。大里川本流の最下流にあるアーチ橋なので、大きいです。

 

下山橋架設記念碑。

大里川石橋紀行を一休みします。

コメント (6)
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大里川石橋紀行(2)

2012-12-08 | 石橋

姶良河橋を後にして上流へ行きます。右岸の皆田から合流する支流に石橋があるので、訪ねました。

 

左岸から見た下前田橋。

 

下流から見た下前田橋。

 橋長:9.3m

 幅員:6.6m

 架設年代:昭和13年頃

 

近景。

 

左岸から見た西田橋。皆田小学校の西にあります。

車道としては使われていませんが、歩道として利用できます。

 

下流の橋から見た西田橋。

 橋長:5.5m

 幅員:2.24m

 架設年代:昭和31年頃

 

河床から望む。

 

上流から望む。下流の橋が現道橋です。

 

西田橋から少し上流へ行ったところにある西之田橋。

田園風景に溶け込んでいる橋です。

 

下流から見た西之田橋。上流で堰からの水が落ちています。

 橋長:5.5m

 幅員:3m

 架設年代:明治末期か大正初め

 

上流から望む。壁石は少なく、欄干もありません。

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大里川石橋紀行(1)

2012-12-06 | 石橋

日置市東市来町を流れる大里川とその支流には、多くの石橋があります。

これまで紹介したものもありますが、下流から順番に見て行きます。

 

堤防の左が大里川、右が八房川です。大里川は、八房川河口付近の左岸に合流し、東シナ海に注ぎます。

 

大里川河口付近の右岸にある古い港。江戸時代に、船の出入りを監視する川口番所が置かれました。

 

少し上流にある日の出橋を上流から望む。

 

日の出橋から下流を望む。

 

最初の石橋の姶良河(いらこ)橋を左岸から見たものです。洪水時に水没する潜り橋です。

 

下流から見た姶良河橋。

 橋長:7m

 幅員:2.7m

 架設年代:大正9年3月

 

上流より望む。

 

下流右岸にある「姶良河橋」の碑。

 

橋の少し上流に、小さな滝がありました。

 

右岸に稲荷神社があるので寄りました。対の仁王像があります。

コメント (4)
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上園の田の神他

2012-12-04 | 田の神

田の神を3体紹介します。

 

鹿児島市郡山町上園にある、上園の田の神です。

鹿児島市指定有形民俗文化財です。

  

田の神舞型の像で、大きなシキを被り、右手にメシゲ、左手に椀を持っています。顔ははっきりしません。

像立は1736年で、郡山地区で一番古いものです。

 

後姿。住宅街にあります。

 

鹿児島市花尾町茄子田の茄子田公民館にある、茄子田の田の神です。

鹿児島市指定有形民俗文化財です。

 

神職型立像で、右手にメシゲ、左手にスリコギを持っていますが、メシゲの上は欠けています。

このレプリカ像が、鹿児島市の黎明館の裏にあります。

 

表情がはっきりしており、口を開き、阿吽の阿の相をしています。

像立は1753年です。

 

後姿。

 

出水市野田町天神にある、天神の田の神です。

県道脇にあります。

 

出水市指定有形民俗文化財です。

 

シキを被っていますが、表情ははっきりしません。

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大翁寺跡他

2012-12-02 | 史跡

薩摩川内市祁答院町の大翁寺跡を紹介します。薩摩川内市指定文化財です。

 

大翁寺跡。藺牟田麓の近くにあります。

福昌寺(鹿児島市)の末寺でした。

 

前の写真の中央にある五輪塔。

 

仏像。

 

対の仁王像があります。1751年の像立です。

 

向かって右の阿像。

 

左の吽像。右手の一部が欠けています。

 

仁王像の隣にあるナギ(梛、マキ科)。

 幹周り:3.1m

 推定樹齢:200年

神社やお寺に植えられることが多い木です。

 

次は、同じく祁答院町にある豊日霎(とよひるめ)神社です。

上手小学校の南にあります。

 

杉の根元に仁王像がありますが、1体しかなく、下半身と両腕が欠けています。

廃仏毀釈で破壊されたものと思われます。

 

仁王像の横にある二又の杉の木。

コメント (4)
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